おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は令和哲学カフェ特別企画として
好評企画・ブックダービー“知のB1”
10回目を開催しました。
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
今回の紹介された本は共通点がありました。
今回は5つの中で
どれから先に読んだらいいか、という基準で
本を読む順番という観点から
順位を決めました。
今回の1位は
『数学する人生』
岡 潔 著
としたいと思います。
新しい宇宙論、新しい人間論が
必要だと本の中で言っていますが、
西洋学問の一番根底である数学を
追求した数学者が
このような主義主張をすることは
すごいことです。
体の中に心がある、ではなく、
心の中に宇宙がある、
心の中に体がある、という
観点のことを語っている本です。
2位は
『人生は、運よりも実力よりも
「勘違いさせる力」で決まっている』
ふろむだ 著です。
今までの「正しさ」とは何か
を問われている本です。
「錯覚資産」というキーワードがありましたが、
脳をだます、
脳に勝利する世界の話だと解析しました。
3位は
『「雑草」という戦略
予測不能な時代をどう生き抜くか』
稲垣 栄洋 著です。
変えてはならないことが何なのか。
全てを捨てても変わらない一つとは何か、
一つ残して全て捨てることができるか、
そんなメッセージのある本です。
4位は
『無と意識の人類史:
私たちはどこへ向かうのか』
広井 良典 著です。
死の恐怖がクリアできることで、
生も死も突破することを語っています。
5位は
『素直な心になるために』
松下 幸之助 著です。
「素直な心」は、自分が死ぬ時にも
持っていくことができるもの、
138億年前も自分が持っていたものです。
これを、令和哲学では
源泉動きと言っていますが、
日本では「おもてなしの心」とも
表現しています。
令和哲学は心を優先する哲学なので、
5位を1位としても良かったのですが
今回はこのように整理しました。
5つの本はどれも読むことを
おすすめしたいと思いますので
ぜひご覧になってください。