【20220227】確固不動な認識土台を獲得するには?③

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日は、YouTubeチャンネル
「令和哲学チャンネル」の内容を
ピックアップしてお送りします。
このチャンネルでは令和哲学者のノ・ジェスが
全く新しい「知の世界」へ
皆さんをご案内します。

今回は「確固不動な認識土台を
獲得するには?③」です。

人間は共通の脳の観点を持っていますが、
リテラシー解析はすべて別々なので
疎通交流が不可能で、秩序がつくれません。

共通土台がない中で、昔は王様の暴力で
無理やり秩序をつくりました。
王様がみている画面が絶対で
他の人たちの画面やリテラシー解析は
意味がないとしたのです。
そうやって団結しないと
王国同士の戦いに負け、結果
成人男性は殺され、女性と子供は奴隷になる
という奴隷制度がありました。
このように実は自由という単語の背景には
たくさんの暴力・涙・拷問があり、
それによりつくられてきた秩序なのです。

すべての概念や事件の一番根元には
強烈な絶望があります。
この絶望を究極の絶望といいます。
罠の内にいる状態に気付くことも難しく、
気付いたとしても
罠から出る方法がわかりません。

そもそもなぜ罠が
生まれなければならなかったのか
理由があるのですが、
罠の外に出てもそれ自体も罠です。
連続2段階でこの絶望が
生まれるようになった理由を
明確に認識できた時、究極の絶望に到達し、
確固不動な認識土台を獲得できます。

人間が二度と凹まないためには、
小さい悩みや絶望ではなくて正しい絶望、
哲学的な絶望、地球上すべての人間たちの
絶望を明確にイメージできる必要があり、
その時に強烈なモチベーションとなります。
絶望を乗り越えるためには
必要なのは「希望」ではなく
究極の絶望・正しい絶望です。
これが理解できた時に
希望そのもので生きられます。

究極の絶望をマスターすることは
日本にとって特に重要です。
この究極の絶望を一番、
集団全体で経験したのが日本文明だからです。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク