おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ第5期は
「Dignity Routine」をメインテーマとして
半年間開催していきます。
昨日は、古代哲学者の
プラトンの時代背景や生い立ち、
イデア論を深めた上で
AI時代の理想の「共同体」と
「格差」についての問題提起を
ディスカッションしました。
今の人類はAIによる尊厳の危機、
科学技術の終焉、地球温暖化、
スタグフレーション、核戦争という
多様な危機に直面しています。
プラトンの生きた時代も、
混沌とした時代でしたが
いつまで人類は
争いの時代を繰り返すのでしょうか。
人間の心の不信、不安は、
薬やお金では解決できません。
この時代の課題は、
社会エネルギーの課題でもあります。
社会エネルギーを生み出すのは
共同体意識であり、
共同体意識が世界を動かすのです。
では、これからの時代は、
どんな共同体意識が軍事戦争なし、
経済戦争なし、核戦争なしで
世界をまとめることができるのでしょうか?
そして
共同体が守られるために生まれる
「格差」はどこまで認められるのでしょうか。
格差とは何なのか、
なぜ格差が起こるのか、そして
どのように格差をとればいいでしょうか。
永遠不変は変化を生み出します。
そこからみると
「格差」は「変化」であるともいえます。
永遠不変は格差のない世界です。
違いがないところから
たくさんの違いを生み出し
違いと違いが出会ってフラクタルしながら
新しい世界を生み出し、
この現象世界が成り立っています。
今の資本主義は
「違い」の対称性がついていない状態です。
その状態では、
美しい資本主義とはいえません。
では、「資本」の逆とは何でしょうか。
何と対称性をつけることで、
資本もWin-Win、All-Win
できるのでしょうか。
今は、グレイトリセットが必要な時代です。
「資本主義に何を入れることで
美しい資本主義になるのか。」
歴代の哲学者たちの観点と共に、
令和哲学の観点から、
次回からさらに深めていきたいと思います。