【20220908】言語から感覚と環境が生まれるデジタル言語 令和哲学カフェ No.545

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
8ラウンドでは「言語を哲学する」
のテーマで、5人の哲学者
(パルメニデス、ライプニッツ、
ウィトゲンシュタイン、フロイト、
レヴィナス)の観点で開催しています。

今回は、心理学、精神分析学の父と言われる
フロイトのプレゼンテーションがありました。
彼は「無意識」を発見し、心を構造化して
精神分析学として体系化しています。

フロイトは人間の本能を
エロス(性への欲動)とタナトス(死への欲動)
として、その根源にあるのがリビドー(性本能)
であると整理していますが、
令和哲学で言う※ビン鳥の中の追求となり、
SV言語の限界がありました。

フロイトが願った
心文化を具現化していくには、人類が、
存在が動くSV言語から出発するのではなく
源泉の心の動き1-5-1言語から
出発することによって可能になるでしょう。

言語の機能とは何でしょうか。
言語によって感覚がつくられます。

今までの人間の脳の認識では、
自然環境があって、親から体が産まれて
体の感覚から言語が働くというのが
当たり前の世界でしょう。つまり、
1.環境があって、2.感覚があって、
3.言語があるの順番だと思い込んでいますが、
令和哲学では逆になります。
1.言語があって、2.感覚があって、
3.環境があるのです。

今ここ目でみる前に
デジタル言語をセッティングしなければ、
今までの主語・述語の偽物世界、
虚構に騙されてしまいます。

後ろをパッとみた時に、山がみえるとします。
環境・感覚・言語を
どのような順番で認識しているのでしょうか。
本当に「山」はあるのでしょうか。
頭の中に「山」と言う単語がなく
「エネルギー」「塊」という単語があれば、
エネルギーの塊をみましたと言うでしょうし、
「原子」という単語があれば
原子の塊をみましたと言うでしょう。
はじめにあるのは、言語なのです。

それでは、何を言語というのでしょうか。
模様・形があって、
イメージ可能な存在を存在させるのが
主語・述語のアナログ言語です。
デジタル言語では、心の動きが
存在するように認識させると言っています。
今までの「存在が動く」SV言語で、
脳に支配されるのではなく
「動きが存在させる」1-5-1言語を提案して
すべてを心で統制するのが令和哲学です。
「何かがある」を説明するのが
SVアナログ言語で、
「心の動きが何かがあると思い込ませている」
ことを説明するのが
1-5-1デジタル言語です。

実在するのは
イメージ不可能な心の動きだけです。
言語の機能は、
すべての万物を存在させるものです。
ですから、心の動きは言語でもあるのです。
エネルギーと物質は心の変異体にすぎません。
言語で感覚を生み出し、
環境を生み出しているのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。
https://www.youtube.com/c/JesuNoh/featured

※用語集はこちらから
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/

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