【20220927】令和哲学カフェ特別企画 第23回ブックダービー「知のB1」開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

先日は令和哲学カフェ特別企画として
好評のブックダービー“知のB1”
23回目を開催しました。

情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
毎回5つの所属クラブから1名が出場し、
1年を通してクラブチーム対決をします。

今回の5つの本は見事なアートのような、
お互いの脈略がしっかり繋がる本で、
さすが武士たちが選んだ本という、
バランスでした。
今回は読みやすさを基準に
順位をつけていきました。

第1位は、Club Power所属
石橋えみ騎手『同志少女よ敵を撃て 』
逢坂 冬馬著です。
脳中心、男中心の社会で
女性たちが目覚めるために、
女性は弱者ではないことを証明する内容です。
男性より女性の方が
有名なスナイパーが多いですが、
女性は生死も超えた
没入集中のパワーがそのぐらいすごいのです。
現実の絶望、戦争を語った1冊です。

第2位は、Club Particle所属 
西山美峰騎手
『テクノソーシャリズムの世紀: 格差、AI、
気候変動がもたらす新世界の秩序』
ブレット・キング著 リチャード・ペテイ著です。
国家を超える
協力共同体の創建を語っています。
国家主義の今、世界を
ワンワールドにさせていくことが必要です。

第3位は、Club Motion所属 
池田健吾騎手『進化を超える進化
サピエンスに人類を超越させた4つの秘密』
ガイア・ヴィンス著です。
文化的に今まで失敗した現代では、
進化を超える進化の方向性というのは
興味深いです。

第4位は、Club Quantum所属 
清水浄意騎手
『現れる存在: 脳と身体と世界の再統合』
アンディ・クラーク著です。
脳が何かということを
しっかりディファインできている、
驚きの本です。
環境は自分の脳、
自分の過去だとディファインし、
昆虫の脳と人間の脳はそんなに変わらない
と言い切っています。まさしく、
宇宙コンピューターと同じことを言っているので、
令和哲学ととても繋がる本です。

第5位Club Field所属 
山口ちづる騎手『武士道 ぶれない生きざま』
新渡戸稲造著 前田信弘監修です。
心を大事にしてどう生きるか、
この本を通して学ぶことができます。

この順位は、誰もが
必ず読まなければいけない内容であることを
基準に順番をつけると、逆の順番になります。
そのぐらいこの5つの本の流れは
いい流れになっています。

宗教の時代、神という概念を
人間は発明しました。
そこから、力概念を得て天動説から地動説に
変わったのが科学の時代ですが、
神と力の概念を完全に融合して
ひとつにできるのが心です。
ここでいう心は、西洋の心ではなく、
武士道でいう心を指しています。
本物の心をみせてあげるよ、という
日本文明の大爆発の時代がきます。
それは、言語革命を通して起きるものです。

今回は、池田さん、清水さんの選んだ本でも
言語を強調していました。
実は、「天皇」は、
人間が使用する固有名詞として
一番高い言語です。
このような、一番高い言語を持っているのが
日本なのです。
平仮名、片仮名という名前が表しているのも、
私たちの使用するアナログ言語は仮で、
本物の言語ではないことを
日本語を通して伝えているのです。
侍の言語は心の言語です。
今までの言語を手放して、
西洋の言語を全部受け入れ、
再び登場するのが1-5-1、真理の刀なのです。

次回は10月23日(日)21時~開催します。
ぜひ楽しみにしてください。

アーカイブ視聴が可能です。
ぜひご覧ください。

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