【20221002】大和魂の道を実践した吉田松陰 SAMURAI哲学 令和哲学カフェNo.561

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
9ラウンドでは「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めていきます。

木曜日は原田卓さんと出演者とともに
吉田松陰について深めていきました。

松陰は「身はたとひ 武蔵野の野辺に 朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」という
辞世の句を残していますが、
松陰はどんな心を持っていたから、
このようなを詠んだのか
をディスカッションしていきました。

日本文明を一言で表すと
「絶対的主導権」という言葉です。
絶対主導権とは、
一番強い相手を制圧できること、
次に、自分を制圧できることであり、
その状態が侍の最高の境地です。
そして、集団の侍の最高の境地、
無我のシンボルとして天皇がいるのです。

松陰は、黒船をみたときに
絶対的主導権が危ないと感じ、
短く太く生きると
決断したのではないでしょうか。
勇気が何か、
侍を代表してみせてくれた人だと思います。

西洋に対して反応できる日本をみせるために、
藩と藩が戦っている場合ではないし、
幕府のように
中途半端なことをしても勝てないと、
自分の身をもって伝えました。

それは、
絶対的主導権を失ってはダメだという勇気です。
それが刀の世界でもあります。
一番強い相手を制圧征服して
自分を制圧征服して心のスイッチを入れる、
心と心で出会う大和魂の道を実践した人です。

私は、宮本武蔵の刀が
吉田松陰そのものだと思います。
刀がさやの中で眠っていた状態から
さやの外に出て、
歓喜あふれる状態を体現した存在です。
勇気溢れる革命家のエネルギーをもらった人が
明治維新を起こしました。
この時代の私たちも松陰の勇気をもらって
もう一度明治維新の完成に向けて
走らないといけないのではないでしょうか。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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