おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
現在は「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めていきます。
月曜日は冨沢亮太さんを中心に
5人の出演者で
宮本武蔵の『五輪書』を深めます。
今回は、
地の巻の序から3つの項目を使い
武蔵の哲学を読み解きました。
冨沢さんと5人の出演者たちは
1.それぞれの道があることを理解せよ。
その上でその道をまっすぐ極めよ。
2.本質・現実のバランスを大事にせよ。
どちらかだけに偏るな。
3.兵法の道は生死を越えるだけではない。
その先にある。
4.実を大事にせよ。周りに気をとられるな。
5.自分の現在地をしっかり把握せよ。
6.それぞれの役割を理解せよ。
リーダーシップ・フォローシップを
SAMURAI哲学として整理していました。
私の整理は
武士のポジションはどんなポジションよりも
一番優れた人間になること、
その武士としての
プライドを明確に言っていると思いました。
武士は命をかけて勝負する道具が刀ですが
武士としての姿勢態度は、
生死を越える心だけでは不十分です。
五輪書には
「義理を知り、恥を思い、死ぬべき時を思う」
という誰もがやるべきことも必要とあります。
ですから武士としては
道具を使う達人になり
いつでも使える状態になること
そして現在地のポジションを明確にして
ポジションを全うすることが
どういうことかを理解することで
勝利する道が明確になり、
兵法が出てくるのです。
負けない道、勝てるチャンスがくるまで待つ
美学を実践し、
永遠に負けない、絶対に勝利する
最高の道をいくことが
武士の兵法であると感じました。
武士の究極は、
人類の中で最先端の種を遺すことで
自らのDNAが最高のものであることを
証明することです。
そうならない時は、
切腹のチャンスを与えます。
それは、なぜ負けたのか原因をわかり、
二度と負けない
人間になって戻れというメッセージ、
それが武士道だと思います。
現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
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