おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ6期は
「大和魂から希望の花が咲く令和魂へ
生きることと見つけたり!
明治維新~令和154年間を解き明かす!」
という新テーマで
21世紀侍の5人と共に
日本の近代歴史を紐解きながら
お届けしています。
新シリーズでは、5人の侍が15年単位で
明治維新からの154年間を紐解きます。
3月17日までは
明治維新から1945年8月15日までの
集団武士道の男性性の77年間、
その後5月5日まで
1945年以降の女性性武士道の
77年を取り上げていきます。
火曜日は塩見典子さんの担当で
男性性武士道の
1883年から1897年をみていきます。
今回は、大日本帝国憲法を取り上げました。
・なぜ日本に憲法が必要であったのか
・政治とは、憲法とは何なのか
・どのような過程で
大日本帝国憲法が生まれたのか
・日本の「国体条項」とは
・大日本帝国憲法の構造と
弱点とは何だったのか
これらを踏まえたうえで軍国主義に
傾いていくまでのプロセスを整理し、
「尊厳社会(80億人がワンワールドの世界)の
憲法に一番必要な要素」について
ディスカッションを行いました。
近代国家として世界に対等になるためには
憲法を制定して
立憲政体の確立をする必要がありました。
明治9年に国憲起草の詔に始まり
明治22年憲法発布と
13年もの年月をかけてつくられたのが
大日本帝国憲法です。
日本がいかに摩訶不思議な国であるのか
大日本帝国憲法からもよみとることができ、
大変面白く感じました。
第4条で制定されている天皇のポジションは
「天皇は国の元首にして、統治権を総攬し
この憲法の条規により、これを行使する」
とあり、この「総攬者」というのは、
「権限の源ではあるが、自ら政治を行わない」
というポジションだそうです。
天皇は責任者を任命はするけれど、責任を
持つのは責任者となります。
民主主義の観点をもち、外からみたら
すべての主権を天皇が持つけれど
任命するだけで君臨はしないので
結果的に、軍人たちが独裁する軍国主義に
なっていったようにみえます。
天皇はとんでもない権限が与えられていますが
実行は一切せず、
存在しても君臨してはいけません。
しかし、そう在りながら、最終的に戦争を
止めたのは天皇のポジションでした。
源泉動きがすべての主体であるけれど
現実は脳が主導権をとってやっていることと、
似ていることに驚きました。
天皇が心のポジション機能のようになり
事件の実行は脳(ここでは首相・大臣
・議会・軍令部・参謀本部など)に
任せるけれど、大事な場面では心が働く。
そのように、さすが真理が働いている国です。
面白い摩訶不思議な国であると感じました。
人間は5人組ができてから本当に心人間
ホモゼウスになれます。
心憲法・令和憲法で世界はワンワールドに
必ずなります。共につくっていきましょう。
現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
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