【20230625】真の独立とは 令和哲学カフェNo.730

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェは4年目・7期に突入し
「日韓関係のアモール・ファティ!
日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる」
を掲げ、デジタル認識技術による
日韓兄弟国家、教育ビジョン同盟プロジェクト
をテーマに開催しています。

6期で整理した明治維新から154年間の
日本の近代史の流れに、
朝鮮半島の歴史を取り入れることで
日韓の関係性をリテラシーしていきます。

水曜日は大川真さんのリードで
1928年から1960年の
日韓関係を整理しています。
今回は、李承晩(イ・スンマン)政権期
(1948年~1960年)を取り上げました。
李承晩は韓国の初代~3代大統領を歴任し、
独立と近代国家の道を目指しました。
その背景には、
西洋式近代教育機関の培材学堂での学びや
朝鮮国の独立を守る
独立教会への加入がありました。

真の独立とはなんでしょうか。

朝鮮自体が日本化されていたところから、
大韓民国として建国しましたが、
それが真の独立なのでしょうか。
李氏朝鮮の時代から、
王・両班・民衆すべてが戦争なしに、
日本のシステムに賛同しました。
日本は膨大なお金を
朝鮮の近代化につぎ込んだのです。

日本からすると、日露戦争の敗戦から
復讐に燃えるロシアの存在を考えた時に
朝鮮自体を中途半端に置かず、日本化して
日本本土を守るしかない背景もありました。
太平洋戦争に取り掛かる中で、
安全保障の観点でも朝鮮は重要な地でした。

朝鮮としても、王朝で火災が起きた時に
朝鮮王が一番優先して
外に持ち出そうとしたのが
天皇の写真であったくらいに、
心の奥底から天皇とひとつになっており、
市民にもその心が浸透していました。

太平洋戦争の終戦後、日本は悪者になり、
共産主義と自由主義の戦いも出てきました。
自由主義の国家として
韓国の独立を目指した李承晩からすると、
当時の民衆の心を結集させるには
日本は悪いことをした、
という論理が必要でした。
反日を使い、共産主義を反対しながら、
日本の束縛から自由になるという扇動をして、
大韓民国を建国したのです。

しかし、民族の国家が独立しても、
実は真の独立ではありません。
真の独立とは、
宇宙を誕生させた出発点(源泉動き)から
何にも依存せず自ら存在することと
自分たちの民族が繋がることです。
独立の絶対条件は、
源泉動きとその国家共同体が
しっかり繋がっているのかどうかです。
そのためにはしっかりと観点があることですし、
言語が大事です。

時代的・文明的に全世界に貢献できる
共同体としてのビジョンがあり、
さらにメンバーたちが共同体に対して
忠誠を尽くす時に独立といえる状態です。

私は、日清戦争の
2ラウンド目が起きていると言っています。
中国に朝鮮がとられるのか、
日本が朝鮮と一つになるか。
それが日韓関係の
アモールファティとも繋がっています。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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