【20231001】AI時代に必要な〇〇愛 令和哲学カフェNo.788

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期は9月11日より
新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「人間とは」を深めていきます。

水曜日は池田健吾さんが担当で、
今回もブレーズ・パスカルの
『パンセ』を深めていきました。

パスカルは人間の生における3つの秩序は
愛(シャリテ)、精神(エスプリ)、身体(コール)
と書いています。
愛の中でも偉大さ、と悲惨さの二面性があり、
悲惨さに分類されるのは
自己愛だと言っています。

自己愛があるが故に自分を責め、
自分の至らなさを認めていくと同時に
真実を憎むようになり、
他人に指摘されると恨みが出たりします。
そのうち自分や他人の意識に対して
破壊・恨み・お世辞・だまし・へつらいなどが出て
関係性をこじらせ、最終的には
最も不正で最も罪深い情念を
生じさせると言っています。

今回のディスカッションテーマは
AI時代に必要な〇〇愛ということでした。
参加者の皆さんからは
他者愛に関するものが多く出ましたが、
不可能性そのものの自分と
無限大可能性の自分で、
自分一人のゲームで勝利することは
とても大事なので自己愛は
AI時代にとても必要だと思います。

考え一つは軟弱にみえますが
これがつぶれたら
連鎖で宇宙も全部つぶれます。
人間の歴史の中で
一番美しい考えを一つでも出せば、
自分の人生も、全部次元が上がります。
考え一つはパスカルのいう「葦」で、
弱くみえますが、一番強いのです。

依存して存在するものは
うたかた、バブルで、存在しないので、
他者に期待、依存してはいけません。
だからこそ、自分を愛する、
自分の人生にアモールファティなのです。
自分で決めた物語を自分が愛さないで
誰が愛することができるでしょうか。

このように
何の意味もなさそうにみえる考え一つが、
すべての宇宙を
ゼロ化させることができますし、
考え一つから、
全く新しい宇宙を始めることができます。
一番弱くみえるが一番強い、
人間は考える葦です。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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