【20160826】原因を観ることができない理由

おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。

「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」

このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。

先日より、「IT産業以降の全てを底上げする基軸産業」をテーマに配信しています。

原因があるから結果が生まれていることは皆知っています。しかしおかしなことに、今までずっと人間は原因を観ずに、結果で勝負しているのです。

自分や他者を審判して否定・批判し、すべて自分や他者に問題があると思い込みます。その状態では、原因に勝負することができません。

本当の問題は、観点の問題です。人間は、今この瞬間、真実を完全観察することに失敗しているのです。

今、この瞬間を、完全な美しい世界だと観ることができるでしょうか。美しいオーケストラの音楽だと聞こえるでしょうか。

人間は、自分の心のストライクゾーンの位置や狭ささえも分からないため、この世界を正しく完全観察することに失敗しているのです。

自分や他者を「あなたは×だ、△だ」と審判して今見える世界は、現象であり、すべて結果です。

つまり、幸せではない、つまらないと感じるのは、完全観察に失敗している状態だからです。

これを認識疾患と言っています。

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