おはようございます。Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。
先日から「日本から始まる人類の黄金時代」を中心テーマに配信しています。
市場の需要と供給のバランスが意図的に壊され、金融資本の勢力が大きくなった結果、金融や資本の供給過剰な状態を生み出し、需要を創る為に植民地を開拓し、金融機関を創りました。消費者に需要がないのは消費できるだけのお金がないからだと規定し、消費者が稼ぐ能力を上げる政策ではなく、消費力を育てるために「お金を貸してあげるから消費しなさい」といわんばかりの政策を連ね、宣伝・扇動にも力を入れます。テレビや雑誌を通して、不必要な欲求まで扇動しなければなりません。消費者は、メディア・大企業によって造られた欲求に従って消費することを洗脳されます。
しかし、給料が増える訳ではないのにお金を借りて消費をしたら、利息も支払わないといけないので消費者心理は不安になっていきます。所得と消費のアンバランスに対する不安感をなくして、もっと消費させようと考えた供給側の勢力が考えたのが、家や不動産の価値が上がるように誘導することでした。
家や土地を持っていれば、毎日寝ていても価値が上がっていくという幻想を生み出したのです。自分の給料が高くなったり、自分の価値や能力が高くなったりする訳でもないのに、なんの努力もしなくても自宅と不動産の価値が上がって自分の資産も増えると思えば、誰もが安心して消費をするようになります。
その結果起きたのが、資産バブル、不動産バブルです。サブプライムローンの問題に端を発したリーマンショックの影響で、一夜にして自分の資産価値が暴落していきます。1億円の資産があると思って消費を楽しんでいたのに、実は100万円しか持っていなかったと気付かされた大ショックと共に、夢と希望も破壊されたのです。
夢と希望が破壊されると、何が起きるでしょうか?