おはようございます。
Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。
教育の一番の問題は、人間が生きていく上ですべての判断の根本基準になる「人間とは何なのか」をわかっていないことです。
教育は、その根本基準に沿って、「何を選択し、何を放棄するべきか」を教えていかなければなりません。にもかかわらず、それが今までの学問ではわからないので、これがかなり痛いところだと思います。
「人間とは何なのか」「生きることは何なのか」は、教育と学問において一番重要なことであり、解決しなければならないことです。
でも決して、今まで人類が、この追及を怠ってきたわけではありません。逆に、どんな時代であっても、常に多様な学問や科学や哲学、思想が「人間とは何なのか」を語ってきましたし、それらを全部集めれば人間の定義ができるかもしれない、とやってみたにもかかわらず、やればやるほどわからなくなってしまったのです。
例えば、「人間は細胞が70兆個集まったもの」「人間は感情の生き物」「人間は理性的な存在」「言語を使う存在」というように、人間を部分的にみれば多様な定義があり、このすべてを統合しようとすると、かならずどこかで衝突してしまいます。
たくさんの学問が、長い間ずっと人間を探すために頑張ってきましたが、答えをだそうとしても部分的な答えでとどまり、「人間とは何なのか」の全体像を言い切れない状態です。
つまり、今までの学問は、ずべての時間と空間と存在、そして宇宙すべてを取り入れた状態での「人間とは何なのか」を語ることができなかったのです。
それでは明日のメールマガジンもお楽しみに!