【20160416】観点の世界は相対的

おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。

「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」

このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。

先日より、「人工知能を超えることができる人類の集団知性体を構築する教育」をテーマに配信しています。

西洋のルネッサンスは、産業革命、市民革命、資本主義、植民地帝国主義などによって、世界に近代社会の波を広げていきました。

19世紀以降、アジアの国々は西洋諸国の植民地と化していき、アジアの素晴らしい価値は消えて、西洋の学問、知識、価値観などを追いかけていくようになりました。

しかし、日本で明治維新が成功することでアジアに可能性が見えたのです。

日本は、西洋のルネッサンス以降の学問、知識、技術、価値観を取り入れつつも、アジアの価値を忘れずに勝負し続けています。

西洋のルネサンスは、王様の全体主義の支配下にあった市民たちが、個人主義(我)を爆発させ、新しい人間観を定義する人権宣言をしました。

ですが、不完全な五感覚脳の認識によって作られた今までの人間観では、“観点の問題”に気づくこともできず、人間の尊厳性が失われてしまいます。

人間の脳の観点で見る宇宙だけがこの宇宙の全てではありません。例えば、蛇の脳、カエルの脳、犬の脳、それぞれの脳の観点でみれば、どんな宇宙が展開されるのでしょうか。

条件付けられているのです。観点のことを理解していくには、条件付けられない世界から、どうして条件付けられる仕組みが生まれてくるのかを整理する必要があるのです。

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