【20180330】企業が狙っている人材と学校が輩出する人材の格差とは?

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。

■認識技術とは?

科学技術の
宇宙自然の理解方式・認識方式が、
部分の変化を正確にDefineし、
それらを統合して全体を理解しようとする
還元論的理解方式・認識方式であるならば、

認識技術の
宇宙自然の理解方式・認識方式は、
世界の根源、宇宙の根源である
1パターンの動きを正確にDefineし、
それと部分の変化をつなげて
全体を一発で理解・説明できる
全体論的理解方式・認識方式です。

■■コラム 企業が狙っている人材と学校が輩出する人材の格差とは?

「企業が狙っている人材」と
「学校が輩出する人材」には格差があります。

まず企業が狙っている人材とは?

全体の脈絡を把握して
問題を発見する能力を持っている人です。
さらにチームプレーで問題を解決する能力、
意思決定能力や周囲をモチベートする能力を
兼ね備えている人を求めています。

このような人材は、学校を卒業して
すぐに現場に投入されたとしても戦力になります。

一方、学校が輩出している人材とは?

問題発見能力よりも問題解決能力、
つまり正解を発見する能力を優先して教育します。
暗記させて、それが出来たら○(マル)
出来なかったら×(バツ)というように判断します。

しかし、そうすると、
自分の給料にしか関心がない人材(Labor)や
指示だけに関心がある人材(Task)、
自分で役割を決めつけて、
その範囲内の仕事しかしない人材(Job)が輩出されやすくなります。

企業が求めている人材とは明らかに格差があります。

では、
なぜ学校が輩出する人材と
企業が狙う人材は異なってしまうのでしょうか?

それは、
進化発達するイノベーションのスピードが
企業と学校では全く違うことが原因です。

企業の経営者は
競争に負けてしまったら終わりですが、
学校のトップは
安定的に給料がもらえてしまうので、
この環境格差による影響が一番大きいです。

ブログにも記事を書いていますが、
この中の「働き方革命 11段階」にある
(1)Labor、(2)Task、(3)Job が学校が輩出しやすい人材です。
http://blog.noh-jesu.com/entry/2017/04/08/

企業側からしたら、少なくとも
問題発見ができる(4)Work であることは
必要ですし、解決策を持って働く
(5)Professional 以上の人材を狙っています。

グローバル競争が本格化していく中、
企業は早いスピードで競争力を
アップグレードさせないと生き残れない時代です。

企業と学校の
人材輩出の格差が埋まらないままでは問題です。

本来なら企業と学校が共通の土台を持って
チームプレーでこの問題を解決させる
必要があるのですが、その為には、
お互いの観点の限界を超え、
観点の外に出た状態からのイメージ共有や
主義主張の伝達がとても大切になります。

しかし現状はそれが難しいのです。

なぜなら、人間は5感覚脳を通した
主観的な独断からくる「経験認識」を
用いており、問題の根本原因はここにあります。

「経験」は過去に縛られているものです。

そして、過去と繋げて認識するのが脳です。

つまり「経験認識」は
過去に縛られた認識なので、
お互いの観点の限界を超えられず
本当の意味でのイメージ伝達や共有はできないのです。

認識技術では、
観点の限界を超えるゼロ感覚を通した
「先験認識(概念認識)」という
新しい認識を用いたチームプレーを解決策としています。

先験ですから
経験する前の基準点を先に持つことであり、
人間5感覚脳を基準点とした
主観的な思い込みや独断ではなく、
客観的に理解させるための
基準点をベースとした認識です。

先験認識を用いた
チームプレーが可能になれば、
企業と学校の格差をなくすことができ、
新たなイノベーションを起こすことができます。

本日も読んでくださり
ありがとうございました。

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