おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第18回令和哲学カフェが開催されました。
毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
今回は、ひきつづき「尊厳」をテーマに、
WHT形式のディスカッションを行い、
より核心に迫る内容となりました。
尊厳とは倫理道徳的な
概念としてのものなのでしょうか。
それとも実在する
実態があるものなのでしょうか。
これらの質問を通して、WHTでも、
「模様・形がある」を実在とする人、
「模様・形はないけど何かがある」を
実在とする人で意見が別れたように、
実在という言葉をとっても
人それぞれイメージが違うのです。
これは、哲学の形而上学と
ポストモダニズムの違いとして整理できます。
形而上学は
「神によってこの現実がつくられた」
と言っています。
逆に、形而上学の後に台頭した
ポストモダニズムでは
「今ここ人間が神をつくっている」
と言っています。
この二元論が
イコールとなることが
令和哲学であり、
これからの時代に重要な鍵となります。
体感覚の自分から出発することは、
必ず虚無主義にいきます。
そして、基本的に
不信・不安の関係の蓄積になります。
しかし、令和哲学を理解することで、
そんな体感覚を統制し、
AI時代に人間であることを
楽しむことができるようになるのです。
次回の令和哲学カフェは、
6/22(月)21時から開催します。
どうぞお楽しみに!