おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第37回令和哲学カフェが開催されました。
いつも多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
今回は、「言語の美しさ」
5回目となりました。
5人の参加者とともに
WHT(集団コミュニケーション訓練ワーク)で
「日本1億3千万の人に投げる
座右の銘とは?」という
テーマについて話し合いました。
5人のうち、4人の論理の共通点を探し、
それと違う1人の論理を
論破しようとしたところ、
1人だけ明確に
表現が違うものがありました。
この1人の心は、
他の4人と同じところから
出発していたのですが、
表現として出てきたときに
その心からズレて
聞こえてしまう表現でした。
他の4人はそれがわかっていても、
表現がおかしい、
と論破することができませんでした。
なぜなら、4人の論理も
表現があいまいだったからです。
このように、日本人は、
ディベートや論破する習慣がなく、
論争を避けようとして
主義主張しないことが
当たり前になっています。
しかし基本的に人間は
自分のメッセージ、自分の夢、
自分のゲームを明確にもって
主義主張できなければ、
人に合わせるようになります。
そしてその状態では
他の人とチームプレーができません。
明確に「自分は何者なのか」を
主義主張したうえで、
ポジションが明確にあること、
そのポジションを
全うすることが大事なのです。
これは本来、日本の文化でもありました。
生死を超えたところで勝負する
武士道、明治の精神が
日本のブランドだと思っていますが、
今、日本でこのことが
骨髄深くまで
理解されていないのが残念です。
これまでは争いを避け、
丸く収めることで
うまくいっていたことも、
AIの時代はシャープなものの見方、
考え方を極めないと
日本の未来が危うくなります。
生命が基準だった時代は終わり、
心の時代、精神の時代が始まります。
シャープさを取り戻し、
自分たちのブランドを理解し、
日本の教育を
完成してほしいと思っています。
次回の令和哲学カフェは、
7/20(月)21時から開催します。
「言語の美しさ」の
まとめを予定しています。
どうぞお楽しみに!