おはようございます。ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ特別企画としてブックダービー
“知のB1”を初開催しました。
今の時代の私たちの人生は
「情報・知識・技術」
の上に成り立っています。
その中で
世の中には膨大な本が出ていますが、
本当にこれからの時代に一番必要な、
価値ある情報・知識・技術とは
何なのでしょうか。
何を判断基準とすればよいのでしょうか。
知のB1ブックダービーでは、自分の人生は
どんな情報・知識・技術の馬に
乗っているのかの意味で
本を馬、紹介者を騎手に例えています。
哲学の機能として
「意思決定能力の啓発」がありますが、
この企画を通して
ゲーム感覚で楽しみながら
情報知識技術を整理整頓していく
知恵を探してみました。
5人の騎手による5種のおすすめ馬(本)が
紹介されましたが、どれも素晴らしく
B1の決定が難しかったです。
令和哲学的な観点からみて、
この時代に一番必要な情報知識が
つまっているのかを決定する基準として、
今回特に重視したことは
1、人類全体が大統合に向かう、
国家民族宗教を超えて
仲良くできる方向性に貢献できるか。
2、人間一人一人に感動のショック、
意識の爆発、Identityのビッグバン
を起こすものか。
です。
その観点から今回一位になった馬(本)は
『絶望を生きる哲学 池田晶子の言葉』です。
日本の哲学者の表現に、さすが日本だなと
感じさせられました。
日本の大きな次元上昇は、
時代が要求するものです。
物質文明を終わりにさせて、
心が何なのかを教える日本になることです。
日本が英雄の決断をし、
英雄の勝負ができるとわかった時に、
この一分一秒が
楽しくてたまらない、元気な日本になります。
令和哲学はその道具になります。
次回の令和哲学カフェは
10/5(月)21時からです。
「ドゥルーズと令和哲学」でWHTが始まります。
お楽しみに。