おはようございます。ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ第4期の第6弾
川口泰輝さんがファシリテーターとして
「尊厳からはじまる人間の再規定
~心感覚教育経済が
失われた30年を取り戻す」
を開催してきました。
最終日は、
私も一緒に質問道場を開催しました。
今回、ファシリテーターの川口さんが
取り上げた哲学者三人は、
現代哲学者のバートランド・ラッセルと、
今、この時代を生き活躍中の
マルクス・ガブリエル、ドナ・ヒックスでした。
現代の哲学を取り扱うのはとても大変です。
ですから、本当に
大きなチャレンジをしたと思います。
特に難しいマルクス・ガブリエルは、
自分の主義主張のために
構築主義・構成主義と
自然主義を批判して
宇宙は実在しないと、自分の哲学を語ります。
ただ、それは、
デジタルとアナログの動きについては
語っていないため、
いくら読んでも一般の人には
さっぱりわからない内容になっています。
しかし、彼は現代人が
哲学的思惟ができないことに対して
かなり危機感を持っています。
感覚の奴隷になったところから
物事を考えることは限界です。
奴隷ではなく、王子の身分から出発し
考えを展開することが大事です。
それを言い換えれば
感覚中心の思考から商品中心の思考へ
変化が必要ということです。
しかし人間は脳を使っている限り
感覚中心の思考です。
生物的な感覚ともいえます。
心感覚をつけた人たちは
教育経済を産み出していく
商品中心の思考で常に考えるのです。
それは、人間として最高の境地ともいえます。
次回は、ファシリテーター中澤姓子さんによる
「『分裂と融合』集まれ!
我こそはクズ!」です。
インパクトのあるタイトルで、とても楽しみです。