おはようございます、ノ・ジェスです。
今日は過去の令和哲学カフェの
質問道場の内容からお送りします。
Q.若者に思惟が足りなくなっているのは
なぜでしょうか。
A.社会や時代全体の問題がありますが
日本社会の集団の決断でもあります。
日本全体が1945年8月15日に
すべてを手放したと解析できます。
耐え忍ぶためには、自分の考え、感情を
置いておいたほうが行動しやすいのです。
また、学校の教育でも哲学精神、
科学精神を取り入れていません。
特に東洋は経験知識の、
How toにいきやすいです。
西洋は概念のWhat、Whyに行きます。
そのため、感覚を超えた
体系的理解の世界に強いのです。
西洋が開発したことを暗記するしかなく、
概念のつくりかたや
問題発見能力が弱いのが東洋の弱点です。
ですから、西洋を超える
学問革命が必要なのです。
日本はそのミッションを持っています。
Q.人に何かを与えたりすることに
損するイメージがあるのですが、
どうしたら良いイメージに
転換できるでしょうか。
A.肉を切られて骨を断つという
言葉がありますが、
利益をもらおうとしたら
自分の人生の主導権はとれません。
主導権をとるためには
損すること、別れること、死ぬことです。
目先の利益の観点では
損するようにみえますが
主導権をとって行動することが宝です。
その習慣は宝になります。
今週の令和哲学カフェは、
ファシリテーター川名哲人さんによる
「哲学でおもしろきこともなき世を
おもしろく」を開催中です。