【20220914】宮本武蔵『五輪書』 令和哲学カフェ No.550

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
9ラウンドでは「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めていきます。

今の時代はESG不可、SDGs不可、
AIの危機、貧富の格差の危機、
少子高齢化と
様々な危機に直面しています。
これらの課題を解決するには、日本の
SAMURAI精神の真髄を復興させて
世界基軸教育とすることだと思います。

今回は、宮本武蔵の
『五輪書』の紹介がありました。

戦国時代に
剣術の色々な流派が展開されましたが、
江戸時代になり合戦、刀の時代が終わると、
「真にあるべき兵法の道は何か」
が問われました。その時登場した、
武道書の二大巨峰の一つが『五輪書』です。

宮本武蔵は剣術のアイデンティティの真髄を
明確に論理化・文章化しました。
これを読み解くことで
400年近く前に脈々と流れていた
日本のSAMURAI精神に
触れることができるでしょう。

『五輪書』を読むと
宮本武蔵は心をマスターしていたとわかります。
彼は今まで使われていた
仏教や儒教の言葉を用いることなく、
独自の言葉で記しています。
刀は心であり、道理であり
空であることがわかって、
「ある場所を知ること」は
「ない場所を知ることだ」と言っています。
これは令和哲学のA=notAに繋がります。

そして、相手の動きを、
動こうとする前に止めてしまい、
相手の動きを
完全に封じて完敗させるというのは
正に心をマスターした人でなければ
できないことです。
他にも悟っていなければ書けないだろう
と思われる言葉が沢山出てきます。
これから曜日ごとに深めていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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