おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェは4年目・7期に突入し
「日韓関係のアモール・ファティ!
日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる」
を掲げ、デジタル認識技術による
日韓兄弟国家、教育ビジョン同盟プロジェクト
をテーマに開催していきます。
6期で整理した明治維新から154年間の
日本の近代史の流れに、
朝鮮半島の歴史を取り入れることで
日韓の関係性をリテラシーしていきます。
火曜日は黒田麻衣子さんが
1898年から1927年までを担当しています。
今回は日韓関係の
5大重要事件に入るといえる
1907年のハーグ密使事件から
1909年の伊藤博文暗殺を取り上げました。
日露戦争後の日本の指導・監督に
反発した皇帝の高宗が、国際会議の場で
抗議活動を行うよう手配したのが
ハーグ密使事件です。
抗議は受け入れられず失敗に終わりましたが、
結果的にその反発の感情から
初代韓国統監であった
伊藤博文の暗殺に至っています。
伊藤博文を殺害したのは、
安重根という人物です。彼は日本では、
伊藤の暗殺をした「テロリスト」とされ、
翌年処刑されますが
韓国においては抗日運動の「英雄」
とされています。
昨年2022年公開の、安重根を主役とした
映画『英雄』を300万の国民がみるほどに
現代でも英雄の座は揺るがず、
反日感情の象徴にもなっています。
伊藤博文は明治維新の精神を持ち
純粋な思いで、
日本の近代化のノウハウを共有・分配して
一緒にやりたいと思っていたのだと思います。
しかし、教育プログラムとして
徹底できなかったことで、このような結果に
なってしまったのではないでしょうか。
明治維新の精神の象徴である伊藤が
殺されたことが、結果的に日本を
軍国主義に走らせてしまいました。
そして日本の良さが活かされないまま
西洋中心社会となり、朝鮮半島は
分断されたままです。
伊藤が最期に、私を撃ったのは誰だ
「バカなやつだ」という言葉を遺した
と言われていますが、この一言は
私が死んでしまったらアジアはどうなるのか、
朝鮮はどうなってしまうのか、
それを案じたのだと思います。
それほど韓国を愛した人物でしたが、
韓国は彼を暗殺した側を
ヒーローとしています。
物事を客観的にみることができずに
感情的にしかみることができない状態では
先進国としての未来はないと思います。
安と伊藤の子孫たちは和解し1992年から
日韓合同供養を行っているそうです。
安重根も、一方では
韓国の独立を願い、国を愛し、
平和を愛した人物であったといわれます。
観点の問題を超え、
オールゼロ化する教育革命によって
日韓兄弟国家になっていきましょう。
現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
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