【20230817】人は人を愛せるか? ノジェ水曜日vol.81より

おはようございます、ノ・ジェスです。

今回は毎週水曜日にX(旧Twitter)の
スペース上で開催している「ノジェ水曜日」より
「人は人を愛せるか?」をお送りしていきます。

人は人を愛することができるのでしょうか。
実は、人間は他者を愛することは不可能で、
自分しか愛することができません。
そもそも、愛とはなんでしょうか?
条件・状況が変わっても、変わらない世界です。
条件づけられた世界では、賞味期限があり、
愛とは言えません。

しかも、人間は、0~6歳の時に、
自分の観点・判断基準が形成され、
自己否定のエンジンに
スイッチを入れてしまいます。
そのため、愛されていない、
大事にされていない等と
親との関係で傷つきやすく、
無意識レベルで自己否定してしまうのです。

相手がいくら大事にしてくれていても、
「自分の母親すら否定しているのだから、
私を愛しているなんて嘘だろう」
「今は調子いいけれど、
いつかは私を捨てるだろう」
「裏があるのではないか」と、
不信の目で相手をみてしまいます。

そして、その通りになると、
やっぱり私は愛されない人間なんだ
と確信が入り、
何回もそのような状態を経験すると、
人に期待や関心を持たずに、
自ら孤独を決断してしまうようになります。

自分だけが愛されないと受け取るため、
自分だけが不幸の人間、運が悪い、
存在価値がないと決めつけて
自分の可能性を殺害してしまっているのが
これまでの人間でした。

そのような人は、心をオープンできず、
人に無関心になり、
心の奥底からチャレンジができなかったり
孤独状態の中で悩み、
何ひとつ燃え上がれなかったりします。
また、自分の感情を表現しないで、
嫌われないようにするだけの
自信が持てないなど、そんな状態で
一回きりの人生は終わってしまいます。

では、人を愛するには
どうすれば良いのでしょうか。

まずは、自分も他者も
愛することができない事を
鮮明に理解することです。
そこから愛がはじまるのです。

AIが誕生した今、
これまでのように、人間が
知っている・やっている・希望する世界で
意味価値を生み出すことはできません。
AIが登場したのは
人間が、人を愛することができるように
大きくグレートリセットできる時代に
突入するためだと思います。

これから人間は、
人間の尊厳機能を優先した方向性に
文化文明が働いていきます。
その突破口は、今ここ
不便でたまらない状態に気づくことです。
脳に依存して物事をみることが、
いかに不便で問題なのか気づくことで
愛ができる人間になれます。

今は、人間の脳の五感覚に依存した
戦いを誘導するヘッドセットを
つけている状態です。
まずは、愛ができない戦争のゲームに
不便を感じ、戦争のゲームではなく、
愛のゲームに入るにはどうするばいいの?と
問題を発見し、知的好奇心を持つことです。

脳の認識の癖、
過去の経験知識のイメージを脱いで、
オールゼロ化して愛ができる状態になるのか。
戦争のゲームのモードにいくのか
愛のモードにいくのか、今ここが大切です。

宇宙・自然・歴史・文明・時代精神
自分のリテラシーも
今この瞬間凄いスピードで決定されます。
一番速いスピードを基準点にして、
体系が整理整頓できて、現実世界を
理解・説明・統制・予測・期待できた時に
人を愛することが可能になるのです。

ノジェ水曜日はこちらから配信しています。
毎週水曜日、12:30-13:00
アーカイブでもご視聴できます。
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