【20240421】プラトンが目指した理想国家を創建するには 令和哲学カフェNo.911

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、基準点0時代
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」「文化・文明とは」
を今まで開催してきました。
ここからは、今まで
令和哲学カフェで登場した
哲学者たちのまとめをしていきます。

今回はプラトンについて、堀江直樹さんから
プレゼンテーションされました。
戦争動乱が続く古代ギリシアは
ソフィストによる相対主義が
はびこる時代でした。
人間共通の善(イデア)・徳を追及し
死んで勝負したのがソクラテスなら、
この師の意志を継ぎ
哲学と政治を融合した理想国家の創建を
生きて勝負した人物がプラトンである、
と整理がありました。

哲人王の理想国家創建を成し遂げるために
必要な要素とは何なのでしょうか。
理想国家を成し遂げるためには、まず
今ここで神と仏を道具に使うことができる
人間完成・人間卒業が起きることです。
プラトンのイデアではまだ1のDefine
が鮮明ではありませんでした。
「あるものはある、ないものはない」
「人間と人間の宇宙は実在しない」と
オール0化を言い切る勇気がなければ、
すべての整理整頓が起きません。

「自分」とは1秒も存在できず、概念であり
スクリーンの中のアバターであり
思い込みであること。
そこを認めることに失敗していることが、
西洋哲学の限界です。
自分を完成しないままに
共同体をつくろうとするのは限界があります。
「自分」を卒業して初めて
共同体の完成に向かうことができるのです。

「人間と人間の宇宙は実在しない」
言葉で聞けば簡単なことですが
哲学も科学(量子力学)も、
これを言い切ることができないので
完成されないのです。
nTechでは源泉動きと現実画面の
関係性・仕組みを
スクリーン原理で説明することができ、
心機能と脳機能が
分離・分解・蒸留できています。
ですから私たちは
科学完成・哲学完成、完全学問と
はっきり言えるのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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