【20210720】言語の限界とは? 令和哲学カフェNo.279

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第5弾
美・グローバリゼーション
和心で創るOne Worldのカタチ
が開催されました。

ナビゲーターは黒田 麻衣子さん、
他は、在住国や出身国、ゆかりのある国が
スペインやイタリア、中国という
グローバルなメンバーで
これからお届けしていきます。

今回は「コミュニケーション、言語」
というテーマに着目し、
哲学者のウィトゲンシュタインと
構造主義を軸に
プレゼンテーションを展開しました。

ウィトゲンシュタインは
「言語の限界が世界の限界」
と語っていますが、
言語の限界とは一体何でしょうか?
出演者によるディスカッションでは
「共有が不可能」というキーワードで
まとめられましたが、
何が共有不可能かというと、既存の言語では
イメージの共有が不可能なのです。

今までの共有不可能な言語を使い、
一生懸命主義主張してきましたが、
この言語では
疎通交流や共有共感ができません。
そのためチームプレーもできず、存在孤独や
鬱になっているのが人間の現在地です。

では、このイメージ不可能を
どうやって補うことで、
世界の限界を突破できるのでしょうか。

令和哲学ではイメージ言語を道具にして
言語の限界を突破しています。
源泉動きはイメージ不可能、認識不可能、
感じることも不可能ですが、
イメージ不可能の世界から
イメージ可能な虚構の世界をを
どう生み出すのか
その仕組みを共有できる言語が
イメージ言語になります。

共有可能な言語を使って
学ぶことができるから、完全学問であり
世界基軸教育である
と言い切ることができるのです。

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【20210720】心のモデル国家日本を創ろう 7.18TRUTHERS開催報告

おはようございます。ノ・ジェスです。

「心のモデル国家日本を創りたい」
という想いのある哲学者たちが
2021年4月24日に
TRUTHERSを立ち上げ、
7月18日には世界各国から
各界のオピニオンが集まり
GLOBAL TRUTHERSが5つのユニットで
6時間に渡り開催されました。
ご参加いただいた皆さま、
本当にありがとうございました。

「日本の精神の輸出をするべき」と語る
ユフマン・A・ムガールさんや、
世界を変えるのは「日本しかない」
と確信を持つ精神世界のリーダー、
ローリー・サクリストさんたちが登場した
グローバルユニットの後
TRUTHERS発起人3名で
哲学ユニットとして出演しました。

120万人の「個の発展」を提唱する
(一社)アイアイ・アソシエイツの
堤久美子さん、
オレゴン在住で
「日本人を世界のリーダーに」を提唱する
RCFメソッド開発者の佐々木浩一さん
そして令和哲学、完全学問を完成させて
26年間JAPAN MISSIONを語る私、
この3人の話を無限大引き出す
森貴司さんのファシリテーションで、
日本精神の価値を共有できる
笑いあり涙ありの深い対話の場になりました。

日本は戦後、
「二度と戦争をしない」「二度と熱くならない」
決断をして、リーダー嫌い、組織嫌いという
集団のベクトルを持つ独特な集団です。

その決断を解除して再び
日本として動き出すには
国は戦争をやるためにあるものなので、
戦争以上のものをやる必要があります。
それが、教育の革命の道です。

全ての境界線が溶けた一番深い心から
人間の考え・感情・言葉・行動・人間関係
を創り出す道を具現化していく時に
立派なチームプレイができるようになります。
今からは、77億が人間最高の機能を
発揮できる個性を完成させ、
人間仲間としていかにチームプレイで
美しい未来を生み出すことができるのか
が重要です。
77億の人間仲間たちの尊厳から
物事を考えること
欲望のベクトルを変える、
生命よりも精神を基準に
変化していくタイミングだと思います。

今回の哲学ユニット3人で、
オリンピック後の日本のベクトルを
心一つにさせていこうと
10月10日12時~14時
大阪で開催する
Dignity2.0国際カンファレンスにて
再び結集することが決まりました。
さらに上昇進化した場を約束します。
77億を目覚めさせて聖人にする、
歴史に残る一ページを
ぜひ共に創っていきましょう!

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【20210717】西洋哲学と令和哲学 令和哲学カフェNo.278

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第4弾 
「シン・人類補完計画
~真理の刃で「今まで」を断ち斬れ!!~」
の最終回であり質問道場を開催しました。

ナビゲーター緒方淳さんには、
フーコーやハイデッガーを取り入れて
ジャック・デリダの解析に
挑戦してもらいましたが、
相当難解な哲学ですので、
とても大変だったそうです。

デリダが
自身の哲学を体系化させなかったことや、
まだまだ研究対象になることも
少ない哲学者だということもあり、
本を読めば読むほどわからなくなるのですが、
令和哲学を通して整理をすれば、
理解ができます。

デリダはすべてを解体させる
マイナス哲学です。
令和哲学でいう
すべてをゼロ化させる世界です。
そして、解体不可能な世界を
「差延」と言いましたが、
令和哲学で言う源泉動き「1」のことです。

西洋の哲学者は、
人間と人間の宇宙はないということを
誰も言い切りませんでした。
もしもそれを言ったら、
周りからバカにされるでしょうし、
大学教授など
権威あるポジションは失うでしょう。
わたしは、何も失うものがない人だから、
言い切れるのです。

何もないところから
すべてを整理してしまえば
シンプルになります。
源泉動きひとつがわかれば、
すべてわかるということを
説得する自信が誰もなかったのです。

人生に一発逆転ホームランの機会を狙う、
根性のある緒方さんだからこそ、
デリダを取り上げて欲しいとお願いしました。
私たちの、
西洋哲学をつかって整理整頓をする試みは、
西洋哲学の限界を補い、
令和哲学の確信を深めてくれました。
令和哲学の表現にも、
整理整頓がどんどん進化が起きて
とても面白いです。

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【20210717】哲学は何を所有させることができるのか 令和哲学カフェNo.277

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第4弾は、テーマを
「ポスト解体主義=シン・人類補完計画」
としてお送りしています。

今回はナビゲーターの緒方淳さんの
変化ストーリーからはじまりました。
令和哲学との出会いで緒方さんは
脱出不可能ゲームのような現実から
脱出できました。

今回のディスカッションテーマは
「哲学は何を
所有可能にさせるのか?」でした。
参加者の意見を集約すると
「真の女性性」となりましたが、
「所有」というと、所有物を使ったり
販売したり廃棄したりと
支配するイメージがあります。
真の女性性は
所有できるものなのでしょうか。

現実世界でいう「所有」の意味では、
無限の真の女性性は所有不可能であり、
共有も不可能です。
所有可能にするには
どうしたらいいのでしょうか。

体の自分では所有できないものは
自分が変わるしかありません。
それには今の生産手段を
5感覚と脳から心へと
変化させなければなりません。

哲学が所有させるものは
所有不可能なことを所有できること、
これがデリダのいう
「脱構築」でもあります。
脳を卒業して、脱出不可能なゲームから
ゲームの外へ出られること、
それが心の大自由であり
無限の可能性そのもので
生きるということです。

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【20210716】脱出不可能なゲームから誰もが脱出可能なゲームへ 令和哲学カフェNo.276

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第4弾は、テーマを
「ポスト解体主義=シン・人類補完計画」
としてお送りしています。

一昨日は「女性性」がテーマでした。

令和哲学では人間700万年間を
脱出不可能なゲームの中にいたと規定し、
その脱出不可能なゲームから
脱出できたときに差延=「女性性」を
活用、応用することが出来ます。

人間が700万年間突破できなかった
ゲームからの脱出を
一番邪魔するものとはなんでしょうか?

ディスカッションでは、「時間」「言語」
「物質の宇宙」「無知(脱出不可能な
罠であることが認知不可能)」
「エゴ意識」が出ました。

さらに順序をつけて
1.時間、2.言語、3.物質の宇宙、
4.無知(脱出不可能な罠であることが
認知不可能)、5.エゴ意識
として、この順番を土台に、
それぞれ脱出させなくさせている
理由を考えました。

1「時間」があると、
生死の概念を統制できないので
自分の人生ではありませんし、
死の恐怖があればずっと、
生存する意志で忙しい状態です。

2「言語」は因果アルゴリズムから
様々な意味や価値が生まれます。
言語と言語が歯車の様に合わさり
人間関係をつくり、
バラバラで全体を統合することが出来ません。

3「物質の宇宙」は、理解できない、
説明できない、統制できない、
予測できない、期待できません。
1分1秒誰とも同じ画面を共有できないのが
物質の宇宙なので、
罠からは自由になれません。

4「無知(脱出不可能な罠であること
が認知不可能)」は
自分がみているその世界は
誰も共有できません。
繭の中にいることすら
わかっていない状況です。

5「エゴ意識」だと、
脳の錯覚である偽物アバターが
自分だと思っているから、そのアバターが
自分ではないと到底思えません。

これらは全て脳から出発した
男性性文明により生まれた、
脱出不可能な原因です。

パンデミックによって
今までのマニュアルや基準点が破壊されて、
人間が何をどう考えたら良いかの
基準にならない学問は
完全ではないことが露呈しました。

完璧に不安恐怖から自由になり、
今ここ一人一人の心とつながる学問が
完全学問です。
脱出不可能のようにみえるゲームから
人間が間違いなく自由になれる道を、
令和哲学カフェは時代の意志とつながって
77億人に共有したい意志を
持ち続けていきます。

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【20210715】すべてを底上げするゲーム産業・英雄産業 令和哲学カフェNo.275

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第4弾は、テーマを
「ポスト解体主義=シン・人類補完計画」
としてお送りしています。

パンデミック以降の人類世界は、
どんな時代が展開されていくのでしょうか。
今回は2030年の未来からイメージを
深めていきました。

科学技術の終焉、
IT情報化時代の先にくるのは
間違いなく心の時代です。
脳が生み出している
情報知識の時代を卒業して
人類は「知っている世界」から自由になり、
神にもお金にも支配されない、
人間最高の尊厳機能で生きるのが、
心の時代です。

700万年間突破できなかった
脳の基準点から自由になった人たちが
祭り感覚でつくるのがゲーム産業、
英雄産業です。
それが、令和哲学が案内するビジョンです。

今回、英雄産業、ゲーム産業の
イメージを深めた後のQ&Aで
「もともとみんなが持っている、
忘れていたものを思い出す
ゲームのイメージがあるが、
知っているものを思い出す、
そんな形でもいいのか?」
という質問がありましたが、いい質問です。

思い出せないようにさせる、邪魔するものを
マイナスにさせていくのが哲学です。
一番邪魔するのが理性であり、
主体であるから
主体や理性を解体しようとしたのが
ニーチェや、デリダ、フーコーです。

思い出させないように
あえてセッティングされていることを
いかに解体するのか。
理性、単語、感覚も感情も
すべてマイナスして、斬って斬って、
もうこれ以上斬ることができない状態に
なった時に「究極のシンプル」である
源泉動きに戻り、
本来の自分がやっていることに
戻ることができるのです。

英雄産業は、
今までのように部分を破壊しながら
イノベーションを起こすのではなく
すべてのことを底上げするイノベーションです。
究極のシンプルに戻り、
「無い世界」が「有る世界」よりも
比べられないほどすごすぎる
というイメージの大転換、
価値観の大逆転が必要です。

危機もチャンスにひっくり返す
携帯アルコールで手を消毒しながら
オリンピックにも
一人一人が最後まで参加して
心の時代を、心の国日本から
全世界に広げていきましょう。

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【20210713】ポスト解体主義の哲学 令和哲学カフェNo.274

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第4弾は
「ポスト解体主義=シン・人類補完計画」
とテーマを一部整理して
後半の週をスタートしました。

神の概念の時代には、
全ての根源である神に価値があり、
人間の世界は神の被造物だという考え方から
形而上学が生まれました。

そのあと科学、数学の時代にデカルトが
「われ思うゆえにわれあり」と
人間が主体となる考え方を出し、
カントも登場し、
普遍的な真理を強調する世界から
主観に移動させました。

哲学のアイデンティティを
理性を使ってしっかり整理し、
科学の世界を哲学化することに成功しました。
その後ポストモダニズムで
主体を解体する流れになっていきます。

ニーチェが「神は死んだ」と唱え、
この世界は神からつくられたという
盲目的信仰にショックを与えました。
しかし令和哲学では当たり前になっている
「人間と人間の宇宙は実在しない」
ということが西洋の哲学は
言い切れませんでした。

その手前の
すべての言語、概念を解体しようとし、
ハイデッガーも『存在と時間』で
形而上学の解体を試みました。

言語で名前を付ける前は「存在」ではなく、
すべてつながった世界、
つまり源泉動きですが、
そこからどうやって存在になっていくのかを
一貫して語れる哲学者がいませんでした。

言語によって感覚も感情もすべてつくられ、
決定されてしまいますが、
因果に支配される理性を使って
思考論理を展開することを否定し、
人間の本質は理性ではないと、理性を解体し、
さらに主体を解体させようとするのが
現代哲学です。

しかし、言語の限界を知らないままで
哲学を語るためにどんどん複雑になってしまい、
結果「哲学はわからない」
ということになってしまっています。

「仏に出会ったら仏をころせ」
は禅の世界での言葉ですが、
これは何を意味するかというと、
あなたの上に誰もたたせるな、
人間一人一人が尊厳であり、
宇宙最高の存在なのだからと説いています。
すごすぎる自分で生きる道を
案内するのが本当の哲学なのです。

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