【20250420】哲学とは? 令和哲学カフェNo.985

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気のある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は哲学について
私がまとめの講義をしました。

哲学とは、人間が目指す
生きる意味・価値・方向性を設定する学問で、
それについて西洋・東洋の
さまざまな哲学者たちが語ってきました。
そして、nTechでは
「自分がどこから来たのか」が
一番重要な知るべきこと、
完全知といっています。

「どこから来たのか」が分かれば、
結果的に人間が何なのかが分かるからです。
また、「知ること」について、
データ・情報・知識・知恵についてみていくことで、
情報が真実とは関係ないことが分かり、
この弱点から哲学の限界もみえてきます。

講義の後には、
「存在が動く不完全言語による
哲学の未完成について」
フッサール・ニーチェ・ハイデッガー・カント・
ヴィトゲンシュタインの限界を
出演者の皆さんと語りました。

フッサールは一番速いスピードの動きを
ディファインできなかったため、
学問化までには至りませんでした。
ハイデッガーは、動きで存在を捉えられず
目の前の現実・存在と
一番速いスピードの動きを繋いで語る
不二一元(ビールとビールの泡の概念)
を語れませんでした。
二人とも「~がある」中毒だったのです。

ニーチェは「神は死んだ」といい、
今の自分自身を
英雄のように生きるよういいましたが、
ハイデッガーはそれを
自分の存在価値を知るようにといいました。
ハイデッガーは、はじめ
ニーチェを敬愛していましたが、
後に存在忘却で否定しました。
現実の模様・形について、ハイデッガーは
点だらけの今生まれてすぐ消える
動的平衡状態のイメージによって
突破したのだと思います。

カントは時空間に現れるものだけで
真理を語ろうとしました。
また、物自体を神のように要請はしても
あまり重要視しなかったのは、
物自体と現実を
完全に分離してしまっていたからです。

ヴィトゲンシュタインは、
言語で語れない世界と語れる世界の境界線を
明確にする必要があるといいましたが、
境界線の材料について説明できませんでした。
また、言語で語れない世界が
本物で価値あるもの、
言語で語れる世界は
思い込み・夢だとはいえませんでした。
ここを分かっていたら、
要素命題がつくりやすかったと思います。

「存在が動く」のではなく、
「動きが存在させる」。
認識技術nTechは
この言語化を完成させています。
これから、令和哲学が
「存在が動く」時代を終わりにさせていきます。

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