おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第16回令和哲学カフェが開催されました。
いつも多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
昨日から新しいテーマ
「尊厳」でスタートしました。
新しいメンバー5人とともに
「尊厳関係とは何なのか」
「なぜこの時代に尊厳関係が
必要なのか」について
WHT(意識を拡張する技術)を使って
ディスカッションをしました。
これからの時代は間違いなく、
尊厳を理解しなくては
ならない時代になります。
それくらい重要なキーワードになります。
ビンと鳥の絵で、
ビンを人間を取り巻く宇宙、
鳥を人間とみれば、
「人間とは何か」を知るためには
宇宙の外に出て、
宇宙の作動原理を知り、
その中の人間の作動原理を知り、
どんな仕組みで
人間の心の作動が起こるのかを
理解しないとなりません。
ですが、形而上学では神のような、
人間の5感覚では認識できない、
価値あるものによって
ビンや鳥は生み出されている
という整理をしていました。
その後、科学や数学・物理で
この世界を理解する
人本主義の流れがありました。
哲学は「認識主体」と「認識形式」と
「認識形式を通過した結果物」を
別々に考えていましたが、
カントが登場して、
本当の認識主体と認識形式が
出会った結果物が、
人間と人間の世界であると言いました。
令和哲学でも、
一つの動きからすべてをみて
「尊厳」と言っています。
今の時代は、
目先の条件反射に忙しく、
生きる価値や成長概念、
目標などを喪失している時代です。
どう生きればいいのか、
哲学がないと大変な時代です。
尊厳といえば、
ドナ・ヒックスさんの著書を
私が監修した、「Dignity」という
本も出版していますので
ぜひ尊厳を深めてください。
次回は本日6/17(水)21時から開催します。