おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第67回令和哲学カフェが開催されました。
毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
新テーマ「フロイトと感情」で、
WHT※の参加者も
新メンバーに入れ替わりました。
ディスカッションテーマは
「人間の性格とは何か」でした。
西洋では2つの世界大戦の後、
実存主義の哲学が生まれましたが、
戦争以前のすべての哲学に対して
反省がありました。
客観的真理を強調することを通して、
自分の信じている真理こそが
客観的真理だ、という争いになり、
その結果、宗教紛争から
世界大戦まで起こってしまったからです。
そこで客観的真理から
主観的真理に移動させる流れがあり、
その中でポストモダニズムが生まれ、
色々な構造主義が叫ばれるようになりました。
マルクスは社会構造を変えるべきだと言い、
フロイトは人間一人一人の
性格構造を変えるべきだと
精神分析の道にすすみました。
令和哲学では人間の個性を「特異点」
「意思決定方式」と解析しています。
自分が認識するこの宇宙※は
初めて生まれる特異点があります。
点がたくさん集まって
人間の体にもなりますし、
現実世界にもなります。
点には特徴があり、
それを性格、観点、判断基準、
微分方程式など色々な形で表現できます。
点がない世界から
点が生まれる仕組みがわかれば、
自分がどんなレンズで宇宙自然、
歴史をみているのかがわかります。
自分の体自体も自分のレンズの
結果物としてみるようになります。
良い性格について質問がありましたが、
今までの知っていることを
すべてNOできる勇気と知恵が必要です。
一番良いのは観点を無限大持つと同時に、
ゼロ化もできることです。
1つの観点に固定されていることが
一番問題なのです。
自由自在の観点で、
観点の衝突も恐れず、
本気でぶつかりすべてを変えるくらいの
ショックな出会いができる
日本のサムライ魂に期待しています。
→※用語集はこちら
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/
次回の令和哲学カフェは、
8/31(月)21時から開催します。
どうぞお楽しみに!