【20241219】ウィトゲンシュタインの言語の限界とは 令和哲学カフェNo.954

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される
令和哲学カフェは、第5ラウンドは
ソシュール、プログラミング言語、
ウィトゲンシュタイン、
チョムスキーの言語論について考え、
令和哲学nTechからみた
メタ4の観点から深めました。

今回のプレゼンテーターは原田卓さんでした。
「言語とは」のテーマに沿って、
哲学者ウィトゲンシュタインについての
プレゼンテーションをしていただきました。
また、出演者の皆さんで
「ウィトゲンシュタインの言語の限界」
についてディスカッションし、
出てきたキーワード5つを
ビルディングしていきました。

1段階:認識主体の不在
2段階:究極の一点がみつけられない
3段階:部分しか語れない言語
4段階:言語で伝えられない
5段階:沈黙するしかない

ウィトゲンシュタインは生前に出版した
唯一の哲学書『論理哲学論考』の中で
「語り得ないことについては
沈黙しなければならない」
という結論を出しています。
また、世界の外・論理の外を
「永遠の相」と言いましたが、
それを言語で表現できない限界がありました。

神の時代から力の時代を経て、
これからは言語の時代になります。
聖書では「初めに言(ことば)があった。
言は神と共にあった。
言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものはこれによってできた。」
と言っていますが、
誕生している世界に
名前をつける言語ではなく、
言語によって世界が誕生するのです。
それを可能にする完全言語は
「デジタル言語」です。

デジタル言語は、純度100%心の動きを
パターン化した言語です。
これから必ずデジタル言語を活用した
心時代が到来します。

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