【20130121】 4分33秒の革命

おはようございます。Noh Jesuです。
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「変化のキーワード-今の日本に必要な『外』からの力」をテーマに配信しています。

ジョン・ミルトン・ケージ・ジュニア(John Milton Cage Jr. )という音楽家が1952年に、音楽の常識を覆す曲を作りました。新曲発表の舞台を前に、大勢の観客はどんな曲だろうと集中して、緊張しながら見守っていました。しかし4分33秒の間、1回もピアノの鍵盤を打たずに挨拶をして演奏は終了しました。

いつ音が出るのだろうと固唾を飲んでいる観客たちには、周囲の雑音や木々の揺れる音、小鳥のさえずりなどが聞こえ、本気で聞こうとした人には隣の人のつばを飲む音や心臓の音まで聞こえてきます。

人間が意図的に作りだす音ではなく、自然が奏でている美しい音楽を聴くことができるのか。それを認識できるセンスがあるのか。

部分と違いを認識する表の感覚「5感覚」の認識センスに加えて、「共通」を認識し今ここの「全体」と「完全」を認識できる裏の感覚「6感覚」で、繊細な認識センスを身に付けることができます。

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