【20160813】無条件に愛せるのは自分の体の範囲

おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。

「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」

このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。

先日より、「IT産業以降の全てを底上げする基軸産業」をテーマに配信しています。

無条件に愛せるのは自分の体の範囲とはどういう状態なのか、ハトを例え話にお伝えいたします。

外を自由に飛んでいたハトが家の中へ入ってこようとしています。ハトはある部屋の窓に細いスキマがあることに気づいて、外から中に入ってきました。ハトは、外から部屋の中に入ることはできましたが、外に出ていくための出口を見失ってしまい、出ていくことができなくなりました。それどころか、部屋の中にある狭い箱の中に入ってしまい、もっと出ることができなくなってしまいました。

外から中に入ることはできるけど、中から外に出ることができないこと。これを非可逆といいます。可逆とは、元に戻れること。非可逆は、元に戻れないことをいいます。

体の人間で生きることはハトと同じように、中から外に出られない部屋に入っている状態なのです。その箱の性質を数学で見たら11次元、物理学で見れば5次元です。

これを無で表現して心だとしたら、自分の心が体の中に入っている状態です。ですので、自分が無条件に愛することができるのは、自分の体の範囲内だけなのです。

心が体の中しか循環できない、自分のことしか考えられない状態だからです。それを個人主義と言っています。

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