【20160814】個人主義はどのようにつくられたのか

おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。

「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」

このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。

先日より、「IT産業以降の全てを底上げする基軸産業」をテーマに配信しています。

個人主義は、近代社会の発展と共につくられた概念です。近代社会より旧い時代には全体主義がありました。全体主義は、王様を中心にした社会。すべての土地、住民の命までもが王様の所有物でした。

ですので、王様の判断基準、王様の意思決定方式、そこに近づいていけるのかが時代を生き抜く知恵であり、その時代の人間の幸せ、成功だったのです。

時代が移り変わり、王様を中心とした支配体制は倒され、フランス市民革命を代表とする近代革命が起き、近代社会の発展と共に個人主義が生まれました。

しかし、王様や国家の利益を優先する全体主義が当たり前だった時代を生きてきたその当時の多くの人たちにとって、個人の利益を優先するという概念はなかったのです。

そこで生まれたのが、自分自身の為に、私利私欲の為に頑張りなさいと教える啓蒙主義教育です。

この教育を受けて200年が経った今では、自分の為に生きるのが当たり前の個人主義の社会になったのです。

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