【20200929】健康な社会の絶対条件とは? 令和哲学カフェNo.88

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は、第88回令和哲学カフェが開催されました。
毎回多くの方にご参加いただき
本当にありがとうございます。

「ニーチェと令和哲学」2回目は
「健康な社会の絶対条件とは?」
についてWHT※を行いました。

大変人気があって美しくてお金にも困らず、
きっと幸せだろうと思われている
芸能界の成功者であっても、
自殺してしまう今の日本社会は、
健康な社会と言えるでしょうか。

こんな人たちでさえ自殺してしまうくらい、
現実社会は実はひどい虚無であり、悲劇であり、
残酷で屈辱的で、悲惨です。
令和哲学では
「今ここ、最悪の地獄」と言っています。
目でみて、この体が自分だと思って生きる限り、
どれだけ頑張ってもその現実をつくってしまうのが
人間の宿命的課題なのですが、
この最悪の地獄がなかなか認識できないのです。

ニーチェは悲劇の現実の中で
わくわくで生きることだと応えています。
なぜならば、死んでもまた同じ環境、
あるいはもっと厳しい環境に生まれるからです。
1年後は、10年後はうまくいくだろうと
思う人もいるかもしれませんが、
今が厳しいと思っている人には
現実はずっと厳しいままなのです。
永久にこれが続き、死んでも続くなら、
どうするのか。
超人として胸を張り、堂々と楽しく
悲劇と正面勝負すること、
とニーチェの英雄道徳、
能動的虚無主義は説いています。

ニーチェの言う超人に到達する鍵は、
令和哲学からみると「観点を変える」ことです。
人類が脳に勝利する、認識の時代が来ます。

令和哲学の健康の定義は、
基本的に認識の健康です。
「今ここ目でみちゃダメ」と完全観察で
今ここがすっきりわくわくになります。
77億の人類の幸せが最大の成功である道が、
目をあけた瞬間にみえる状態、
迷いなくバイタリティーにあふれている、
その状態が一番の健康状態です。

→※用語集はこちら
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/

次回の令和哲学カフェは
9/29(火)21時からになります。

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