【20221210】義を持ち続けることが出来た日本とは 令和哲学カフェ No.608

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期テーマは
「アモールファティ ~集団武士道の進化~」
をテーマにお届けします。
5人の21世紀SAMURAIたちが、
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めています。

水曜日は荒牧明楽さんの担当で
今までは坂本龍馬と
武士の徳目を深めていきましたが、
今回からは龍馬に影響を与えた
人物シリーズになりました。

1回目は龍馬の盟友であり、
大政奉還論を唱え
共に薩長同盟の具現化に尽力した
中岡慎太郎でした。
彼の一貫した生き様の
プレゼンテーションの後
「この時代の志士たちは、
なぜ義を持ち続けることが可能だったのか」
をテーマに5人で深めていきました。

武士道は真剣勝負の世界です。
目でみていたら遅い、
体の感覚がいかに愚かなのかを悟り、
体感覚の基準点ではなく心の決断と覚悟、
心の動きを最重要視しています。
刀のプロは体が邪魔なのです。
死ぬことを怖がらず、
死ぬこととみつけたりの世界です。

一所懸命という言葉は私も好きですが、
自分の生命と人生すべてをかけて
勝負したいと思っているのが武士道なのです。

龍馬が生きたのは、大名が藩を治めた時代。
そこから脱藩して「大名のために」
命をかけることがなくなった時に、
どこに自分の命をかけるのか。
それが大名ではなく天皇だったのです。
外国の脅威に対して
みんなが天皇に一点集中して、
300藩から1つの国になったのが明治維新であり、
危機に本当に強いのが日本なのです。

言い換えれば、自分の人生と命を
全部投入したいという気持ちが
世界一強いのが日本ということがわかります。
文明の危機である今、
強い決断と覚悟が必要な時代になっています。
心時代に向け、
侍魂が結集していくことは間違いありません。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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