【20200604】令和哲学カフェ~連日開催中!1期テーマ「美学」No.8

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は、第8回令和哲学カフェが開催されました。

今回も多くの方に
ご参加いただきありがとうございました。

第8回目は前回に引き続き、
18世紀を代表する哲学者、
カントの「純粋理性批判」について
深めていきました。

今回はまず初めに、
哲学とは何かについての講義をしました。

哲学とは何かを理解する時に
使う話があるのですが、
ガラスのビンの中に卵を入れて、
成長した鳥をガラスのビンを壊さず、
鳥も殺さずにどうしたら
外に出すことができるのでしょうか。

このことは、この世界を
どう見るのかという観点の話、
認識方式の話になりますが、
実は人類は認識能力、観点の問題を
提起することができませんでした。

しかしカントは
この世界の見方をコペルニクス的に
大転回を起こした人なのです。

ではどのような大転回かというと、
この世界は、観点(写真のレンズ、
カントは認識能力と言っています)の
結果物だと規定しているのです。

カントを理解するには、
この観点(レンズ)を
理解することが必要となります。

観点と観点の問題を認識することで、
哲学のある心の時代、令和の時代を
日本から創っていきたいと思っています。

次回の令和哲学カフェは、
6/4(木) 21時から開催します。

WHTスタイルをとりいれながら、
観点のこととつなげて
カントの純粋理性批判を語っていきます。

どうぞお楽しみに!

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