【20200826】令和哲学カフェ~連日開催中!1期テーマ「美学」No.64

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は、第64回令和哲学カフェが開催されました。

毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。

「ドゥルーズと思考」4日目は
「感覚の用途・機能・目的とは?」を
テーマにWHTを行いました。

人間は感覚を持っていて、
感覚なしに生きるのは無理です。

身体の5感の他にも、
存在している感覚や
運転感覚というのもあります。

感覚と言うと、
目でみることや耳で聴くことを
イメージするかもしれませんが、
ドゥルーズからすると
それは感覚ではなく、知覚です。

私たちが普段
「これは私」「これはハンカチ」と
分けてイメージすることは、
主体と対象がはっきり分離しています。

それに対してドゥルーズは感覚を、
点ひとつすらない、何にもないところ
「無意識の欲望」と言っています。

ニーチェ哲学で言い換えると
「力への意志 」です。

それは、今ここで全てが生まれてくる、
主体と対象が分離しない感覚です。

もう少し詳しく言うと、
宇宙自然すべてが一つに溶け合って、
体の境界線がない
全部が繋がっている感覚。

まるでオーケストラの場のようになり
踊っている感覚です。

そのピーンと張るような状態から
圧縮して、今自分の体が対象として
新しく生成している状態。

全部が繋がって
主体と対象の分離が起きない感覚です。

令和哲学では、
感覚の結果は現実、
解析の結果は未来と言っています。

今まで人類は脳の感覚が絶対と思い込み、
身体感覚の脳のスピードに
固定していました。

しかし、脳のスピードを超えないと
脳の観点の中にずっとつかまったままです。

脳の観点から自由にならないと
全体がみえません。

ですから、脳のスピードを越え、
エネルギーのスピードを越え、
心のスピード、心の感覚で
今ここをみること。

今ここに過去・現在・未来が
同時にあることがわかります。

そうしたときに、今ここ
最高にスッキリした生き方ができるのです。

次回の令和哲学カフェは、
8/26(水)21時から開催します。

どうぞお楽しみに!

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