【20231015】悲惨・残酷・屈辱を超えた日本 令和哲学カフェNo.798

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期は9月11日より
新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「人間とは」を深めていきます。

水曜日は池田健吾さんが担当で、
今回もブレーズ・パスカルの
『パンセ』を深めていきました。

パスカルは、自分の悲惨さを知らないまま、
神を知れば傲慢になると言いました。
目の前の現実世界の美しさは、
宇宙自然があるままで
ひとつも実在しないと
オールゼロ化できることで、
すべてがあるままではない認識ができます。

神の表現をとりいれて言うなら
神の裸をみてしまったと言い換えられ
それにより、
私はわかったと傲慢になるということです。

今回は、パスカルが
「今の日本にメッセージをするなら」
というテーマで、
ディスカッションがありましたが
日本は明治維新の時に、
オールゼロ化をして近代化に
大成功したという経験をしました。
また、日本は歴史の中で
他の国は体験したことのない
世界一・歴史最強の
悲惨・残酷・屈辱を集団で経験しています。

原爆を二つ落とされ、
戦争犯罪国家とされていても
相手には、礼儀正しく対応しながらも、
自分を超えていく克己復礼の精神で、
耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶことに
成功しました。

少し前には、映画『オッペンハイマー』を通して
アメリカの40歳以下の人たちが、
原爆を落とした日本に対して
謝罪しなければならないと
発信をするようになりました。
長い期間、アメリカを恨まずにきたことで
アメリカが自ら
恥ずかしいと思わざるを得ないように
なっているとも言えます。

そんな礼儀正しく静かに、
傲慢にならずにいる日本ですが、
自らを否定しています。
言い換えると王子と乞食のお話の、
最悪の乞食の経験をしている状態です。
ニーチェの言う砂漠のラクダの状態ですが
それも終わるタイミングです。
これからは、運命の炎を燃やす時、
尊厳2.0バージョンのはじまりです。

悲惨・残酷・屈辱を経験した日本が、
これからは神の裸である純度100%の心、
源泉動きを教えることができます。
日本しかないのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク