【20240302】科学技術文明の一番の弱点とは? 令和哲学カフェNo.880

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、
自分の考えで考えたい核個人時代を生きる
心人間の「文化文明とは?」を中心テーマとして
5人のSAMURAIと共に考えていきます。

今回から
新テーマ「文化文明とは?」がスタートしました。
月曜日の侍の川名哲人さんから
「文化成長発展モデル、精神文明」
についてのプレゼンテーションがありました。

現代は、人間の脳機能を
一兆倍超えるAIが誕生するような
科学技術文明を中心に生活しています。

科学技術文明の一番の弱点とは何でしょうか?
5人のSAMURAI達は、
そのテーマについてディスカッションし、
出た項目をビルディングしていきました。

ビルディングの内容は、
以下のように整理されました。
1階にくるものが
一番大きな弱点という想定です。

1階:有限の存在出発
2階:因果から自由になれない
3階:死の恐怖を克服できない 
4階:主観を取り入れていない
5階:人間の欲の肥大化
6階:人間の再規定ができない 

人間の再規定ができないのは、
足りない部分を外から得て満足しようと
人間の欲が肥大化し、
自分の内面に意識が向かわないためです。

人間の欲の肥大化はどこからくるかといえば
主観、心を取り入れていないからです。
すべて客観だけを取り入れていれば、
相手に合わせる
対象意識の自分ばかりが拡張され、
合わせるほど欲が大きくなっていきます。

自己意識に向かえれば
死の恐怖を克服できる道がみつかりますが
自分を守ろうという意識ばかりになるのが
対象意識なので、自分を消されたくない、
という死の恐怖は克服できません。

そして死の恐怖は、
生まれたら誰もが死ぬという
因果から自由になれないところからきます。
因果から自由になれないのは
有限な存在出発から始まっているからです。

科学技術文明の弱点は、
有限存在出発です。
今ここ目でみたら有限存在出発で、
生老病死があり、
必ず死の恐怖が自分を引っ張ってしまいます。
ですから、第一原因である
純度100%心から
物事を整理整頓することが大切です。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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