【20240307】人間尊厳破壊の危機を反転させる日本文明 令和哲学カフェNo.884

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」何なのか、さらに
「文化・文明とは」どのようなパターンを
持っているのかをテーマとして、
5人のSAMURAIと共に考えていきます。

今週から新テーマ
「文化・文明とは?」がスタートしています。
金曜日侍の長岡美妃さんからの、
文化・文明とは何かのプレゼンテーションでは
物質文明、社会文明、精神文明の三位一体で
尊厳文明という全体文明が生まれるという
素晴らしい整理がされました。

今までの脳文明を
物質文明、科学技術文明とした時に、
AI登場により科学技術文明は
終焉を迎えると言われています。
私たちは次の未来文明は
尊厳文明だと言っています。
尊厳文明とは人間の上に神も仏もない、
人間が最高である文明です。
科学技術文明ではそこに移動させることが
できていないのです。

「科学技術文明から尊厳文明になるための
絶対条件とは?」のディスカッションを行い
認識疾患の気づき/オール0化(治癒)/
言語の進化(日本のリテラシーの変化)/
対決意識/真理の刀 脳から心へ/
一人一人が生産手段を獲得/
などが出ましたが、尊厳破壊と認識疾患は
どう繋がるのでしょうか。

人間の尊厳破壊の歴史は
神によって人間が被造物になった段階、
進化論によって
神の子からサルの進化になった段階、 
理性より無意識の本能に支配される
フロイト心理学によるショックの段階、
AIが人間の脳機能より1兆倍になり
人間は三流機械といわれる段階、
がありますが
自分がつくったもの(AI)に
自分が支配される状態は、
尊厳危機の最悪状態です。

なぜ人間は自分がつくったものに
支配されるのでしょうか?
それは、自分が実在しないからです。
本当は存在不可能なので、
自分がつくったものに
自分が支配されるようになっているのです。
「自分」とはリアリティではなく概念です。
不可能性そのものである自分という概念、
認識疾患であることに気づいた時に、
オール0化ができるのです。

日本文明は
オール0化をする勇気を持っていますが
弱点がありました。
それは、「言語」が足りなかったのです。
西洋は力概念・運動方程式が生まれ、
数学言語があったことで
物質文明を生み出しましたが
日本文明は、心の概念はありましたが
言語が足りませんでした。

心・エネルギー・物質の関係性を
理解・説明可能にする
デジタル言語1-5-1の登場により
観点の問題から完全に自由になり、
脳VS心で脳機能と心機能を
分離・分解・蒸留でき、活用することで
生産手段革命を起こします。

人間の上に神や仏を
立たせることができないのが人間尊厳です。
日本は宗教や信仰心を悪魔でみるような、
世界からみるとありえない文化を持ちますが
認識レベルでみた時に、いかに日本が
人間の尊厳、BEST BEINGを
広げる準備をしている
文化・文明なのかがわかります。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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