【20240308】どんな困難にも屈せず広がり続けるキリスト教の文化文明の関係性の特徴とは 令和哲学カフェNo.885

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」何なのか、さらに
「文化・文明とは」どのようなパターンを
持っているのかをテーマとして、
5人のSAMURAIと共に考えていきます。

今週から新テーマ
「文化・文明とは?」がスタートしています。
月曜日侍の川名哲人さんは
キリスト教をテーマにとりあげて
今回はイエスの迫害後から、
キリスト教がローマの国教になるまでの
プレゼンテーションがありました。

イエス・キリストの
誕生年が西暦の始まりであるなど
大きな影響力を
発揮しているキリスト教ですが、
イエス・キリストたった一人から始まりました。
そこで「どんな困難にも屈せず広がり続ける
キリスト教の文化・文明の
関係性の特徴とは」をテーマに
ディスカッションがありました。

それまでのローマの神は、
人間の生活を守ってくれる神でしたが、
キリスト教の神は絶対的神でした。

キリストの絶対的神は
無条件絶対的に信じることですから、
人間関係に対して
観点の衝突は起きません。

また、ジーザスを信じれば救われる
という教えはとてもわかりやすく、
死の直前にジーザスがくると信じることで
どんな苦難、迫害も突破するほど
信奉し続ける堪える力は
とてつもないものでした。
ですから、もし布教活動中に
反対勢力に殺されそうになっても
布教し続けていく原動力に
なったのではないかと思います。

彼らは、命以上に大事なものを
持っている状態です。
キリスト教は死んでも審判されるため
キリストを信じていない人は
死んで次に一回生き返った時に
審判をされてしまいます。
逆にキリストを信じる人は
どんなに苦しくても
死ぬ直前にジーザスがきて
天国へ行けるとされる強烈な天国思想でした。

死を恐れず、
自分は天国に行くことを信じている人たちが
お互いを自分の体のように愛しなさい
という教えの元で助け合うため
共同体に対しても半端なく
大きなプライド、誇り、愛や自信感などを
持つことができましたから
勢力がどんどん拡張していったと思います。

無限大が一点に集中することを
私たちは変化の出発点と言っています。
キリスト教の場合で言えば
ジーザスを信じれば救われるという
その一点が
どんな困難にも屈せず広がり続ける
キリスト教の文化・文明の関係性の
特徴だと思いました。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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