【20220629】令和哲学カフェ特別企画 第21回ブックダービー「知のB1」開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

先日は令和哲学カフェ特別企画として
好評のブックダービー“知のB1”
21回目を開催しました。

情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
毎回5つの所属クラブから1名が出場し、
1年を通してクラブチーム対決をします。

今回の5つの本はつながり、関係性の
共通点があるということが特徴でした。

1位はClub Field所属
小宮路好枝騎手の 
『現実はいつも対話から生まれる』
ケネス・J・ガーゲン 著です。
今ここの出会いから宇宙が生まれ、
この現実が決定されていきます。
ですから、すべてに対して
「知らない心」で出会うことが重要です。

小宮路さんは職業が占い師とのことですが、
占いは生年月日を聞いたら
相手のパターンが確率でみえてしまいます。
それをゼロ化して
相手から出る言葉と向き合うというのは、
すばらしいことです。
本の内容もとても良かったです。

2位はClub Particle所属
磯原 正行騎手の 
『迷いながら生きていく』五木寛之 著です。
孤独を通過することで、
人間はストーリーを持つことが出来ます。
自分軸を立たせるためには、
ニーチェの言う「砂漠のラクダ」を
通過する道が重要なのです。
それを我慢できなければ
自分軸はつくれないでしょう。

3位はClub Motion所属 
古川 いずみ騎手の 
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい
いい子症候群の若者たち』金間大介 著です。
この本の内容から、
親が頑張らないと、と切実に思います。
タイトルからも、
「どうするの日本?これからがんばりましょう」
というメッセージを感じます。

4位はClub Quantum所属 
杉下日陽里騎手の 
『コミュニティデザイン
-人がつながるしくみをつくる-』
山崎亮 著です。
時代を前進させる
課題解決とは何でしょうか。
お金がなくても関係性の可能性を
大事にしていけば
お金の弱点に対してもカバーできる
ということを教えてくれる一冊です。

5位はClub Power所属 
中川 輝彦騎手の『本を読む本』
J・モーティマー・アドラー 著です。
知のB1の中心テーマとつながりがあるので、
とても重要な内容だと思いました。

この順位はあくまでも、
ゲームで楽しむためのもので、
今回も素晴らしい本ばかりでした。
今、スタグフレーションがくる中で、
日本はまたとない
ビックチャンスの時代が到来しています。
人間には本当にどんな教育、
どんな学問が必要なのか。
人間は何を知るべきか、何をやるべきか、
何を希望するべきか。
すばらしい本をお互いが紹介しながら、
そのことを学べる素晴らしい場になっていると
今回も確信しました。

次回は8/2(火)14時~
夏休みスペシャル企画として
『心感覚』を特集します。
私が心感覚を執筆した背景や
本に込めた思いをお話しさせていただきます。
また、リテラシー力アップの秘訣、
心感覚レビュー対決も行います。
知のB1に対しての疑問・質問も
大募集しておりますので、
ぜひ楽しみにしてください。

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