【20120519】問題の本質はアンバランス 

おはようございます。Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

建前文化によって生み出された無縁社会や、観点固定によってつくられた恐怖心が蔓延している現状の中で、人間の精神性そのものに対する体系的な研究は、今なお幼少期の段階に留まっていると言えます。

21世紀になった今も科学技術は終わりなくイノベーション(革新)し続けているにも関わらず、人間の精神能力は、かなり低いレベルの自己中心性(エゴ)に留まっており、聖人や賢人と呼ばれたソクラテスや釈迦、イエス等がいた時代から、人間の精神は根本的には発達していません。

このアンバランスこそ、不安、恐怖、危機の本質なのです。

人類歴史を観たときに、計量可能な物質の世界(不連続の世界)は、数値化・データ化・方程式化され、科学技術の進化発達が飛躍的に起きましたが、その一方で、計量が不可能な精神世界(連続の世界)は、2000年経ってもあまり発展がなく、物質世界と精神世界の格差が広がってきているアンバランスな状態なのです。

今の時代、このことを解決するためには、精神能力及び、認識技術・認識能力の飛躍的進化を可能にさせる新しい道具・知識・技術の発達が必要ではないでしょうか?

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