【20200311】そもそも学校はなぜあるのか?

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。

■■コラム そもそも学校はなぜあるのか?

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために
政府は全国の小中学校や高校などに対し、
臨時休校とするように要請をしました。

この措置については
波紋や混乱も広がっていますが、
もともと学校に行きたくなかった
子どもたちにとっては、むしろ好都合と言えるのかもしれません。

日本では昔と比べ、子どもにとって、
学校への憧れが失われてきている状況にあります。

TVやインターネットが無かった時代は、
学校が唯一情報を得られる
憧れの場所でしたが、今は変わってきています。

現代はインターネットを利用し、
すぐに知りたい情報を得ることができますし
個人の能力にあわせて学習を最適化する
AIを活用した教材などもあり、
知識だけを学ぶのであれば、
楽しく正確に教えてくれるAIの方が、
学校よりもよほど魅力的に感じる時代になってきています。

生徒が先生をバカにする雰囲気があったり、
学級崩壊に繋がったり、日本だけではなく、
どの国でも今の学校教育は混乱してきているのではないでしょうか。

魅力的な学校づくりは
教育現場における大きな課題でもあります。

では、
そもそも学校はなぜあるのでしょうか?

人間は他の動物と違い、とても未熟な状態で生まれます。

人間をより人間らしく形成し、
美しい社会集団にするために重要なものが、
学問(Input方式)と教育(Output方式)であり、
それらを提供する場所が学校ということになります。

Inputとは「質問する能力」、Outputとは「教える能力」です。

例えば、光はどこから生まれるんだろう?
どんな仕組みで、どこに向かっているんだろう?

など、自ら質問する能力があれば、
もっと知りたい、もっと学びたいという
好奇心やモチベーションが生まれ、主体的にInputが持続していきます。

さらに、そこで気づいたことを
みんなに無限大発信し、教えたいという
Outputのモチベーションにも繋がります。

このようにInputとOutputを繰り返すことで
個人や人間関係が進化して、
美しい立派な社会集団が創られていくのです。

そんな人間と集団を育てる場所が学校であり、
それが学校の本来の役割でもあるのです。

本日も読んでくださり
ありがとうございました。

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