【20230218】乃木希典と武士道、令和魂 令和哲学カフェ No.647

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期は
「大和魂から希望の花が咲く令和魂へ
生きることと見つけたり!
明治維新~令和154年間を解き明かす!」
という新テーマで
21世紀侍の5人と共に
日本の近代歴史を紐解きながら
お届けしています。

新シリーズでは、5人の侍が15年単位で
明治維新からの154年間を紐解きます。
3月17日までは
明治維新から1945年8月15日までの
集団武士道の男性性の77年間、
その後5月5日まで
1945年以降の女性性武士道の
77年を取り上げていきます。

水曜日は荒牧明楽さんの担当で
男性性武士道の
1898年から1912年を深めます。
帝国主義、植民地争奪の時代ですが
今回は日露戦争~陸上の戦い~と
乃木希典を深めました。

当時はロシア陸軍は日本陸軍の
10倍以上の兵力があり、
戦うことは無謀と言われましたが、
日本は大勝利を納めました。
この日露戦争での地上戦を指揮していたのが
乃木希典将軍です。
最も激しく多くの犠牲を出しながら
偉大な勝利を成し遂げたのが
203高地での地上戦です。

勝利の背景にあった当時の教えには、
「死んでも10歩は歩ける」
という精神があったそうです。
撃たれても倒れずに前進する姿は、
相手の兵士をどれだけ脅かしたのでしょうか。
そのような10歩精神がなければ
とても攻略不可能な地であったのが、
203高地でした。

日本精神は刀の刃の上に立っている心なので
決めたらやるだけなのです。
その恐ろしいほどの精神性が、
今は消えてしまっています。
大量生産・大量消費の時代に
燃え尽きてしまい、
上昇欲求がなくなっているようにみえます。
しかし私は、日本はもっとすごいマグマを
準備している気がします。

人間に残された最後の仕事は死ぬことである
という乃木将軍の言葉にあるように、
いつも死に方を考えていたのが武士道です。

目にみえる世界に驚かない、
これが精神体であり、
事実判断、帰納推論、自然物理法則を
馬鹿にしてしまう心の世界を、
203高地で実践してしまいました。
そして、共同体に対する愛がある
とんでもない集団武士道として
共同体の繁栄のために、
1945年8月15日に
日本のすべてを投げて終戦しました。

その終戦の決断と覚悟は
単に太平洋戦争終戦の決断ではなく
戦争不可能な人間をつくる決断でした。
それを2023年実行する時が来ました。
乃木将軍は
その世界を全うしたのではないかと思います。

2023年、純度100%の日本に戻り
今まで人間の歴史にみたことがない、
一切血を流さない、美しくて偉大で
神聖な大事件を起こす時がきました。
死ぬことと見つけたりではなく、
生きることとみつけたり。
令和魂の勝負をつくっていく確信が
この令和哲学にはあります。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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