【20240830】令和哲学カフェ特別企画 第47回ブックダービー「知のB1」特別企画 開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

先日は、令和哲学カフェ
特別企画として好評の
ブックダービー「知のB1」第47回を
開催しました。

情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
「この時代の人たちに一番読んでほしい本」
ナンバーワン決定戦として
リテラシー力を競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。

「Beyond Crisis」シリーズがスタートし
1、気候変動による環境破壊の危機
2、世界三次大戦
3、存在孤独・存在不安
4、脳疲労
5、AI時代の人間の尊厳破壊
6、1~5の危機の結果、拡大する貧富の格差
という6大危機に関連する本を取り上げ
深めていきます。

今回は知のB1の歴史史上、
一番というくらい順番を決めるのに迷う
素晴らしい本ばかりでした。
ゲーム感覚で順位をつけさせていただきました。

第1位 石田 千穂 騎手
『昭和天皇物語』
能條 純一 著、半藤 一利 原作、
永福 一成 脚本
昭和天皇は天皇になるべくして生まれ、
天皇の考え一つ、ものの観方ひとつが
どれだけ重みがあるものなのかという中で
育てられたのだと思います。

ですから核爆弾を2つ落とされながら
人間の恨み・復讐という
動物人間のような戦いを止めて
「終戦」させていく決断と覚悟が
可能だったのであり、
それを日本が、人類が認めないと
意味・価値などというものは要らないほどです。
この昭和天皇の終戦の決断・覚悟の重みに、
圧倒的な意味・価値があるのだと思います。

第2位 桐木 陽子 騎手
『NEO HUMAN ネオ・ヒューマン:
究極の自由を得る未来』
ピーター・スコット-モーガン 著、
藤田 美菜子 翻訳
「生き残るのが人生ではなく、
愛と勇気で変身することだ」
と感動する驚きの表現でした。
探していたピッタリの表現に
出会わせてもらった感じがしました。

第3位 清水 浄意 騎手
『センスの哲学 』
千葉 雅也 著
ドゥルーズ哲学を活用して
新しい感覚をつけることを
言っていると思います。

第4位 飛鳥ねこ二世 騎手 
『物の体系: 記号の消費』
ジャン ボードリヤール 著
ものを一切皆空ではなく、
希望でみることができるか、
今ここみる文化です。

第5位 片松 優希 騎手 
『ホモ・デウス 上:
テクノロジーとサピエンスの未来』
ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田 裕之 翻訳
ベストセラーになった素晴らしい本です。
アルゴリズムの奴隷になるな
というメッセージでした。

今回はnTechに繋がる重みのある本ばかりで
凄い対決が行われたことに感謝です。
紹介された5つの本を是非読んでみて下さい。

今回の第47回のアーカイブ視聴は
こちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=4xyka8r-5u0

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