【20240829】死の終わりに冥し、になるための必要要素とは? 令和哲学カフェNo.941

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される
令和哲学カフェは、第2ラウンドとなり
脳機能を心機能化させるnTechの観点から
「死」を新しく解析していきます。
ハイデッカー、キューブラー=ロス、
西田幾多郎、釈迦の死の世界と
これらをまとめるメタ4で整理します。

第941回は、長岡美妃さんより
今までの4名の「死」についての観点を
メタ4の観点からまとめた
プレゼンテーションがありました。

空海の『秘蔵宝鑰』に
「生まれ生まれ生まれ生まれて
生の始めに暗く 
死に死に死に死んで
死の終わりに冥し」という言葉があります。

ディスカッションテーマは
「死の終わりに冥し、になるための
必要要素とは?」でした。

5人の侍から出たキーワードを
必要要素の順番に並べると、
死の探求
死の価値
死の決断・覚悟
死の無限反復
生まれられないことを悟り知る
となりました。

今ここ、死の決断を
不可能性そのものの
自分をわかること、として
死の価値は一元論・オールゼロ化、として
目の前の現実自体を生死がない世界と
イコールにさせることになります。

死の決断・価値・探求は、
色々な順番に並べられると思いますが、
私の場合はこのようにしてみました。

死の決断があって死の探求があって
死の価値がわかります。
死の無限大反復を通して、
生まれないこと・生死がない世界、
それだけが実在することが鮮明になります。

時間も空間もない、
今ここ源泉動きだけが実在します。
その源泉動き自体が純度100%心で、
すべての泡(現象世界)を
源泉動きに溶かすことができる、
そのことが「死の終わりに冥し」です。

生死のある世界からみると
日本の良さがよくわかりません。
生死がない世界にいったら
日本は天下統一ができます。
ダントツ、唯一無二、
80億を一つにまとめられる
日本と出会うためには
生死がないのが当たり前からみることです。
そこから生死がある世界が
いかに神秘・神聖なのかが認識できます。

次回からは「生きるとは?」を
本質の観点と実在の観点で深め、
それをメタ4で整理していきます。お楽しみに。

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