【20111125】教育不可能な時代

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

今から5年後、世界は教育不可能な時代に突入していきます。学校の先生がみんな諦めてしまうような、それくらい深刻な時代に突入していくことが予想されます。
なぜなら、便利すぎるために考える力がない、脳を使わない時代になっているからです。人間の脳は本来、コンピューターよりもすごい可能性を秘めたものですが、もともとその数%も使用していないと言われます。ただですら脳を使っていないのに、インターネットやスマートフォンにより、さらに脳を使う機会が激減しているのです。

古代ギリシャの哲学者ソクラテスが生きていた2500年前の紀元前の時代は、記録するものがなく、全て覚えるしかなかった時代です。ですので脳をフルに使っていました。文字を書くことが考えられない全部暗記の時代です。古典などもすべて暗記して伝達していたのです。

そのような時代から、記録ができ、印刷ができるようになり、コピーまでが可能になって、今は書くことができない時代に突入しています。

インターネット空間に情報が全てあるので、クリック一つで先生が教えている内容を簡単に探すことができます。だから先生を尊敬することができません。一人の先生より、インターネット空間の方がはるかに知識や情報が詰まっているのです。
さらにスマートフォンの普及は著しく、いつでもどこでもインターネットにアクセスできるようになったため、考える力の低下には拍車がかかっています。単語に対しての概念がなく、ボキャブラリーもほとんどないような映像世代の人たちが増えているのです。

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