【20201201】令和哲学と関係主義 令和哲学カフェNo.129

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は第129回令和哲学カフェ
『令和哲学と関係主義』×哲学討論の
1日目が開催されました。

11/30-12/4(全4回)のファシリテーターは
長野広樹さんです。
長野さんは学生の頃から
ITの大きな可能性を感じると同時に、
人間の存在意義や
地域コミュニティの希薄化に
危機感をもつ中でnTechと出会いました。

これからの時代に
必要な教育技術であることを確信し、
現在はTechを導入したITと
人間力、人間関係力の底上げを
早いスピードで行うべく、
次世代IT教育会社を
仲間たちと立ち上げています。

柔らかさとシャープさをもつ彼の場で
今回どんなイノベーションが起こるのか
楽しみです。

冒頭のプレゼンテーションで、今の時代は、
アポリア(進むべき道や方向性がみえない)時代
であり、VUCA(不安定、不確実)な時代
とありました。
個人の悩みや問題も色々ありますが、
個人の問題ではなく、
人類全体が時代の問題に直面しています。

今回は、こんな時代の中
「関係性とは何か、
関係性に大事なものは何か」について
WHT※を行いました。

5感覚と脳の世界は分離を生むため、
関係性も自分と他人を分けて
分離出発になります。
そのため分離を解消することに
力を注いでしまいますが、
令和哲学で言う、源泉的動き「1」を
共通土台にして心で出会っていく関係性は、
人間関係に
イノベーションをもたらすに違いありません。

アポリア時代と言えば
AIが登場したことで、
旧来の働く意味や
生きる意味までもが破壊され、
人間は尊厳の危機に立たされています。

意識と知識が分離して、
心が軽んじられていく流れの中、
人間はAIよりも機能の低い
三流の機械のようになって、
無用者階級になっていくという運命を
待つだけで良いのでしょうか。

脳の支配をひっくり返し、
心が脳を統制する時代を
日本から拓いていかなければ
人類に希望はみえません。
令和哲学カフェは
日本が心時代をスタートできるよう、
貢献したいと願っています。

次回の令和哲学カフェは
12/1(火)21時から開催で
テーマは
「日本文化と関係主義」となります。
どうぞお楽しみに。

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