【20240406】メディアを超え方向性を見出すリテラシー共同体 令和哲学カフェNo.901

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、基準点0時代
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」を深めてきました。
その続きとして「文化・文明とは」
どのような特徴・パターンを
持つようになるのかをテーマとして、
5人のSAMURAIと共に考えていきます。

火曜日の侍は森貴司さんです。
今回は「メディア」という文化の
歴史を深めた後に
「情報伝達が加速化・多様化することによって
不便になったこととは?」というテーマで
ディスカッションがされました。

1.意思決定できない
2.脳疲労
3.権利・権力の格差を広げる
4.1:1の深い出会いができない
5.情報に対する信頼軽薄化
などが上がり、さらに一番の不便の
根っこ探しを行いました。

今はAIが人間の脳機能を超え、
情報知識が3日で知識総量の
2倍になるといわれる時代です。
1人1人のメッセージ発信が
増加する流れに対して
深く広い情報知識を整理整頓して提供し、
巨大なテーゼを語り方向性を提示する
メディアが力を喪失し、
機能を発揮できない状態です。

その中でプラットフォーム企業による
権利・価値の独占、
脈絡の整理がないまま
断片的な情報知識による
破壊的扇動などの問題が起こり、
結果的に今の人類は
多様な情報知識の海で方向性を失っています。
何が本物かもわからず、真似ばかり蔓延し
チャットGPTなどの登場により
考える力の弱小化、0から1を生産する力が
どんどんなくなっています。

このまま方向性を失い基準軸もないままでは、
本当に大きな問題が起きた時に
人類は一発で全滅にいってしまうでしょう。
ですから、リテラシーを徹底的にできる共同体が
生まれる必要があります。
令和哲学カフェは、徹底的にリテラシーができる
コミュニティとして進化していく意図で
4年間継続しています。

令和哲学からみる「情報」とは、
物質化・具現化・3次元化される
前段階のことです。
バックスクリーンとなる
エネルギーのアルゴリズム、
もつれがある程度できた時に
映像スクリーン化されます。

今までのメディアで扱われる情報知識は
映像スクリーンの内の情報知識、
つまり観点の結果物です。
結果物である「知っている世界」から
自由にさせる消しゴム機能、
脳機能を心機能にさせることが
とても大事な価値となる時代がきました。
脳の内に構築した古い情報知識の建物を
0化ができることで、もっと
良い建物を建てることもできるのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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