【20240506】AI時代の哲学・最高の智恵になる絶対条件とは 令和哲学カフェNo.918

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、基準点0時代
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」「文化・文明とは」
を整理してきました。その上で現在は
今まで令和哲学カフェで登場した
哲学者たちの総まとめを行っています。

今回は長岡美妃さんからメタ哲学と称して、
ルソー・カント・ヘーゲル・ショーペンハウアー
の哲学の解説と、西田幾多郎を取り入れて
すべての哲学をまとめたメタ4の
整理がされました。

AI時代の哲学になるための
絶対条件とは何でしょうか。
哲学は最高の智恵とも言えます。
人間が最高の智恵を持つための絶対条件は
シンプルにいうと
「HITOTSUだけが実在する」です。
人間が今まで覚えている最上位概念である
神や仏よりも9000兆倍すごすぎる、
「1=HITOTSU=源泉動き」しかないこと。
それを知ること、認識できることで
人間卒業・人間完成に到達するのです。

その結論からみた時に、今までの哲学には
何が足りなかったのでしょうか。
ショーペンハウアーは
「絶望」の定義が中途半端でした。
人生は苦しいという否定のレベルではなく、
1秒も存在不可能、選択不可能である、
不可能性の自分までいかないと
無限大可能性・源泉動きに
到達することができません。
正しい絶望は究極の絶望なのです。

ヘーゲルの足りないところは「絶対精神」が
何かを明確にDefineできずに
抽象的になっているところです。
令和哲学では源泉動きから
どうやって今ここになっているのか、
数学・物理学も使って
0次元から明確に説明します。

カントの足りないところは、
認識方式自体の明確な説明です。
カントは本当は、純度100%の心は、
脳では語ることができない
不二の世界を言いたかったのですが、
説明が足りずにヘーゲルには
二元論に決めつけられました。
人間一人一人が誰もが尊厳であり
手段・道具として使うのではなく
目的でみるところは良かったのですが
「PUスクリーン感覚」が不足していました。

ルソーの足りないところは
「自然」の定義の曖昧さです。
お母さんのお腹から
生まれてしまった状態を自然として
「自然に帰れ」では何もわからなくなります。
不生不滅をルソーはわかっていないのです。
人間は本来自然に幸せ・成功、
真理そのものになることができるけれど、
それをできないようにさせるのが
アナログ言語です。
デジタル言語でみることが大事とした上で
自然に帰れといったら立派でした。
令和哲学では「源泉に戻れ」と言います。

今までの哲学に共通していえるのは
どこから変わるのか、
出発の答えが弱いところです。
不可能性そのものの自分がわかれば
第一原因がわかり、
自然に無限大可能性に飛びます。
そこからなぜ不可能性そのものの自分を
必要としていたのかが鮮明にわかった上で
自分とは何かがわかり、
人間の再規定ができるのです。

そこから物語を持ち
関係構築ができ、疎通交流ができ
意思決定ができるようになり
個性が完成できたところから
完全共同体をつくる完全行動にいきます。

AI時代の哲学は、BEST BEING共同体を
いかに速いスピードで構築できるのかを
導ける哲学ではないでしょうか。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが一週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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